闘病生活の記録、健康はやはり大切なのだ。

難病遺伝子の家計に生まれた主人公の目線の物語。
その遺伝子は、先天性ではなく、40歳代から急に動けなくなる進行性の難病だ。

家族を巻き込んだ闘病生活を描いているのですが、苦しさ、痛み、苦労、後悔。
「頑張ったね……」と、背中をさすりたいです。
そんなリアルな闘病生活が描かれています。

家族同士の亀裂、精神が疲れる描写はもう言葉になりません。
過去、祖母がリュウマチなどを患っていたので、少しばかりですが共感してしまいました。

健康第一。
なんて言葉がありますが、全くその通りなんです。
この作品を見たら、他人事だなんて思わずに今後は見つめ直しながらも日常を過ごしてほしいです。