★★★ Excellent!!! 4年に1度は繰り返す 九乃カナ 四年に一度の自由。 主人公の意気込みはなかなかのものです。 準備に抜かりがない。 性に対する情熱とも言えますけれど。 そう、四年に一度、性の冒険に出かけるのですね。 何度もやってきますから、そのたびに新しい世界が開けたり開けなかったり。 単調な繰り返しに終わりません。 話は展開し、展開し、展開します。 ラストは余韻たっぷり。 レビューいいね! 2 2020年3月6日 13:28
★★★ Excellent!!! 4年に一度の自由時間 坂井令和 結婚する時に、妻となる美しい女性と約束した事はたった一点だけだった。 閏年、二月二十九日。その日だけは俺は家にいないし、電話にも出ない。決して俺の事を探したりしないで欲しい。 その日だけ自由に生きる主人公。 待ち受ける意外な結末。 レビューいいね! 2 2020年3月3日 08:14
★★★ Excellent!!! 男が『自由』でいられる日 月波結 わたしは先日、江戸川台さんの小説を「ひどい」といい意味で評価した。 しかし今回はその評価を覆さなければならない。 It's so cool!! めちゃくちゃハードボイルド感かましてる男の、四年に一度の自由の日。その過ごし方が笑える。 一部、最初の年はどうかなと思ったが(手近なところで済ませるなんて最低だ)。 彼は四年に一度、妻との約束で自由を得ていた。 しかし、よく考えてみよう。 「自由を得た」のだろうか? 「自由を与えられた」のではなかろうか? この辺が主人公の甘さを感じさせられずにいられない。 と、詳細はネタバレになるのでここまで。 わずか4,000文字で『江戸川台ルーペワールド』が楽しめるなんて安い世の中だ。 ぜひ、残りのKAC4作に期待したい。 いや、期待が高まっているのでフラグ回収お願いします! レビューいいね! 2 2020年3月2日 00:53