★★★ Excellent!!! 悪辣トリオに抱腹絶倒! したたかメイド長も、気疲れは致し方なし……。 しゃち 真面目な話の中に、笑いをエッセンスとして取り入れている所は、少々異なる。 (いるかのは100%ギャグ) くすりと笑える小ネタを交える作風に、シンパシーを感じます。 独自の路線を突き進む、その意気や良し。 だんだんと物語はシリアス風味にかじを切り……? (第四部まで読了しました) レビューいいね! 3 2021年7月30日 21:53
★★★ Excellent!!! 物語は最高、あと、見出しが分かりやすければ @sigetiyo フォロワーよりも星の数が多い。これがこの作品の面白さを如実に語っていると思う。 何らかの理由で異世界に来てしまった三人。それぞれが特異な能力を持ち、その三人を組み合わせると無類の強さを発揮する。ただし、三人は善人ではない。世間一般の良識よりも自分の生き方を優先する。 普通に考えれば自己中だけど結果的には英雄の行動となる。そのやりとりがメチャクチャ面白い。キャラ立ちまくり! ………ただ、話が面白いあまり過去のエピソードを読み返そうとする時、各話の見出しが数字だけなのには苦労する。けっこう話の見出しは大切だと思う。最初に読み始めようとする読者の中にも見出しであらましを知り興味を持つ者も多いと思う。逆に数字だけの見出しに興味を無くし去っていく者も。 読み込めば絶対面白い。それは間違いない。ただ最初の取っ付きやすさをもちょっと工夫してくれれば、もっと読者増えるんじゃないかなぁ、とも思う。 レビューいいね! 4 2021年6月2日 13:31
★★★ Excellent!!! アンチヒーロー3人組推参! 新巻へもん まったくもって正義の味方なんかじゃない。 性格的にもかなり難あり。3人組なのに勝手に行動することもしばしば。 ただし、極めて優秀。 自分たちの利益や欲望に忠実なだけなのだけれど、その行動が他益にもなり、さらには公益にもなる。まさに大英雄の風格あり。 ゲスいんだけど、ちょびっとは情もあって、バランスが絶妙です。 辛口の痛快ファンタジー。お勧めです。 レビューいいね! 4 2021年4月12日 21:09
★★★ Excellent!!! 三人揃えば悪党も世にはばかる ゆうすけ ルパン次元五右衛門、タイムボカンの三悪トリオ、ロケット団。悪党三人組って謎の魅力がありますよね。 この作品に出てくる三悪党もケタ外れの能力と魅力で読者を魅了します。そのスケールとスピード感と圧倒的能力が、語り手の侍従長(巨乳)の視点を通して、ため息混じりに綴られて行くさまは痛快以外の何者でもありません。 大活躍する悪党たちの繰り広げるパワー異世界譚から目が離せなくなります! レビューいいね! 4 2021年2月5日 19:02
★★★ Excellent!!! 小気味良いヴィランズが贈る 痛快世直し冒険記! ちょこっと 三悪党<スリーアウツ>と称される、異世界転移三人組。 クズと呼ばれながらも、圧倒的な知識と知恵で活躍するミソノ。 転移前から異世界転移していたような超人的筋肉を誇るウシオ。 普段は気の良いお兄さん風だけど一番?食わせ物なレンタロウ。 三者三様のヴィランズと、何故か縁が出来てしまった、常識人な私。 腐敗しきった世界で、図太く自由に己の生きる道を進む。 そんな彼らの通った後には…… ――作者様の博識と繊細な筆致もさる事ながら、迫力のあるバトルシーンも読みごたえがあります。 レビューいいね! 4 2021年2月3日 12:09
★★★ Excellent!!! 規格外の力を持つ三人が国を腐敗させる大悪党に挑む痛快ピカレスクロマン! 綾束 乙@『迷子宮女~』1/25発売! 天才的な頭脳と、悪魔的な発想を持つ少女・ミソノ。 圧倒的な肉体で何者であろうと素手でなぎ倒す青年・ウシオ。 天才的な演技力で、どんな場所にでも息をするように潜入できる青年・レンタロウ。 ここではないどこかから、政治が腐りきった王国にやってきた三人と、運悪く(?)遭遇してしまったのは、王城の有能メイド長。 彼女の苦労を思うと、(時には爆笑の)涙なしには読めません……っ!(笑) 決して正義の味方ではない三人が、自分達に喧嘩を吹っかけてきた大悪党を相手取る痛快ピカレスクロマン。 文句なしに面白いので、ぜひぜひお読みくださいませ!(≧▽≦) レビューいいね! 5 2021年1月29日 20:24
★★★ Excellent!!! 痛快ピカレスクロマン! 有澤いつき これに尽きます。痺れるしかない。 メイド長である「私」が出会った三人のとんでもない「悪党」――ずば抜けた知性で卑劣な策を編み出すミソノ、人間離れした筋肉ですべてを捻り潰すウシオ、いくつもの顔を演じ違和感なく人々を駒にしていくレンタロウ。ここではないどこかから来たらしい三人組は、人道からおおよそ外れたえげつない方法で国をかき乱していきます。 知恵と筋肉と煽動力がタッグを組んだらこんな恐ろしいことになってしまう! と無敵さに戦慄しながらも、悪が悪を妥当していく痛快さがクセになります。冒頭のシーンを思えばこの三悪党がこれからとんでもないところまで至ろうとしているのがわかりますが、たった三人が、しかも悪人と言えそうな倫理から外れた三人が、目を剥くような方法で世界を手玉にとっていく未来に、不謹慎かもしれませんがワクワクしてしまいます。 レビューいいね! 10 2020年12月26日 22:09