聖女(クズ)と勇者(のうきん)と王様(さぎし)と私

作者 lager

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★★★ Excellent!!!

フォロワーよりも星の数が多い。これがこの作品の面白さを如実に語っていると思う。
何らかの理由で異世界に来てしまった三人。それぞれが特異な能力を持ち、その三人を組み合わせると無類の強さを発揮する。ただし、三人は善人ではない。世間一般の良識よりも自分の生き方を優先する。
普通に考えれば自己中だけど結果的には英雄の行動となる。そのやりとりがメチャクチャ面白い。キャラ立ちまくり!
………ただ、話が面白いあまり過去のエピソードを読み返そうとする時、各話の見出しが数字だけなのには苦労する。けっこう話の見出しは大切だと思う。最初に読み始めようとする読者の中にも見出しであらましを知り興味を持つ者も多いと思う。逆に数字だけの見出しに興味を無くし去っていく者も。
読み込めば絶対面白い。それは間違いない。ただ最初の取っ付きやすさをもちょっと工夫してくれれば、もっと読者増えるんじゃないかなぁ、とも思う。

★★★ Excellent!!!

まったくもって正義の味方なんかじゃない。
性格的にもかなり難あり。3人組なのに勝手に行動することもしばしば。
ただし、極めて優秀。

自分たちの利益や欲望に忠実なだけなのだけれど、その行動が他益にもなり、さらには公益にもなる。まさに大英雄の風格あり。

ゲスいんだけど、ちょびっとは情もあって、バランスが絶妙です。
辛口の痛快ファンタジー。お勧めです。

★★★ Excellent!!!

ルパン次元五右衛門、タイムボカンの三悪トリオ、ロケット団。悪党三人組って謎の魅力がありますよね。

この作品に出てくる三悪党もケタ外れの能力と魅力で読者を魅了します。そのスケールとスピード感と圧倒的能力が、語り手の侍従長(巨乳)の視点を通して、ため息混じりに綴られて行くさまは痛快以外の何者でもありません。

大活躍する悪党たちの繰り広げるパワー異世界譚から目が離せなくなります!

★★★ Excellent!!!

三悪党<スリーアウツ>と称される、異世界転移三人組。


 クズと呼ばれながらも、圧倒的な知識と知恵で活躍するミソノ。

 転移前から異世界転移していたような超人的筋肉を誇るウシオ。

 普段は気の良いお兄さん風だけど一番?食わせ物なレンタロウ。


三者三様のヴィランズと、何故か縁が出来てしまった、常識人な私。


 腐敗しきった世界で、図太く自由に己の生きる道を進む。
 そんな彼らの通った後には……


――作者様の博識と繊細な筆致もさる事ながら、迫力のあるバトルシーンも読みごたえがあります。

★★★ Excellent!!!

天才的な頭脳と、悪魔的な発想を持つ少女・ミソノ。
圧倒的な肉体で何者であろうと素手でなぎ倒す青年・ウシオ。
天才的な演技力で、どんな場所にでも息をするように潜入できる青年・レンタロウ。

ここではないどこかから、政治が腐りきった王国にやってきた三人と、運悪く(?)遭遇してしまったのは、王城の有能メイド長。

彼女の苦労を思うと、(時には爆笑の)涙なしには読めません……っ!(笑)

決して正義の味方ではない三人が、自分達に喧嘩を吹っかけてきた大悪党を相手取る痛快ピカレスクロマン。

文句なしに面白いので、ぜひぜひお読みくださいませ!(≧▽≦)

★★★ Excellent!!!

 これに尽きます。痺れるしかない。

 メイド長である「私」が出会った三人のとんでもない「悪党」――ずば抜けた知性で卑劣な策を編み出すミソノ、人間離れした筋肉ですべてを捻り潰すウシオ、いくつもの顔を演じ違和感なく人々を駒にしていくレンタロウ。ここではないどこかから来たらしい三人組は、人道からおおよそ外れたえげつない方法で国をかき乱していきます。
 知恵と筋肉と煽動力がタッグを組んだらこんな恐ろしいことになってしまう! と無敵さに戦慄しながらも、悪が悪を妥当していく痛快さがクセになります。冒頭のシーンを思えばこの三悪党がこれからとんでもないところまで至ろうとしているのがわかりますが、たった三人が、しかも悪人と言えそうな倫理から外れた三人が、目を剥くような方法で世界を手玉にとっていく未来に、不謹慎かもしれませんがワクワクしてしまいます。