第6話 探偵!アミメキリン!

やったぜ。投稿者:パフィンちゃん

ついに秘密基地を手に入れたよ!とりあえず名前決めないとね。


「よし、この『ぐう...』部屋『ぐう...』の名前『ぐう...』を『ぐう..』決めるです」

しまった、お腹の音でテキストがめちゃくちゃだ。


「空腹の主張が激しすぎるよ!」

「やれやれ、だね」


「なんか食べますか?ジャパリまんありますよ、是非こちらへ」


「わーい!」


ああ~(恍惚)最高だこのロッジ

みんなもちょうど小腹が空いていたようで、ジャパリまんを食べることにした。


―――――――――――――特番ジャパリキッチン1――――――――――――――


突然ですが、ジャ〇リキッチンのお時間です。(唐突)  

「調理担当は私、アリツカゲラでございます。

それでは、ご要望を見ていきましょう。」


デンッ!


こんにちはアリツカゲラさん。

私は食いしん坊でいつもお腹を空かせています。

そんな私でもお腹いっぱいになるようなメニューを教えてください。

あと、キリンさんのあの模様が好きです。

                       海鳥(年齢不詳)


「食いしん坊なフレンズさんなんですね(関心)」

「それではロッジアリツカの定番ジャパリセットを作っていきたいと思います。

それでは食材からです。下をご覧になってください。」


【ジャパリセット】

ジャパリまん(赤)

ジャパリまん(青)

ジャパリまん(黄)

ジャパリまん(緑)

やさしさ・・・100000cc


「それでは調理開始です。まずは適当なジャパリまんを手に持ちます。」

「そして、最後に良い感じにお皿に積んだら完成です。」


ついに完成したアリツカゲラ流”ジャパリ定食”

果たしてお味は....?


『ゴリュン...』

「うん、美味しいです~。私はこの黄色いジャパリまん好きかもしれない

うん、美味い。青いジャパリまんの風味が最高です~」


「来週もまたみてくださいね~」


―――――――――――――特番ジャパリキッチン1――――――――――――――


という感じでジャパリまんを持ってきてくれたアリツカゲラ。


軽くジャパリまんについて触れておこう

ジャパリまんは青くて小さい”ラッキービースト”が運んできてくれる食べ物だ。

味は肉味、草味、魚味など様々で大体のフレンズが食べられるようになっている。

まさに奇跡の食べ物だ。


「「いただきます!」」

食事前の挨拶をしてジャパリまんを食べようとしたときだった、

黄色い影がパフィン達に近づいてくる。


「ふわぁ~、よく寝たわ~」。


あくびをしながら現れたのは

世界一背の高い動物”アミメキリン”

アミメキリンもまたこのロッジに住む住人である。

タイリクオオカミの同人誌の大ファンでファンクラブの会員番号も1番だ。

お気に入りの作品は”迫真陸上部!夜生の裏技” ”貞コアリクイ”


「おはようアミメキリン、ほらっ!黄色いセルリアン」

「うわあああ!って多田野ジャパリまんじゃないですか」


「たまらねぇ顔いただき、目が覚めると思ってやったのさ」

タイリクオオカミはアミメキリンをたまらねぇ顔にするのも趣味だ。

24時間体制でたまらねぇ顔を狙っているのだ。(ハンターの眼孔)


「あら、パフィンちゃんとエトピリカちゃんじゃない!ってことは、心霊スポットに行ってきたってことね!(名推理)どんな場所だったか是非聞きたいわ!(興味津々)」


アニメキリン、元動物の名残か背が高いフレンズ。自称探偵でロッジで起こる事件は大体アニメキリンが解決(?)している。

そんなアミメキリンは怪談にハマっていた。そのため、こうやってタイリクオオカミやパフィン達からホラー成分を補給するのだ。


「そんなに聞きたいのかい?しょうがないなぁ、私が話してあげよう」

「オオカミさん、手加減してくださいね。またアミメさん気絶しちゃいますから」


「あの洞窟は不思議な場所だったねえ...」


「そうです(肯定)。コウモリの群れがザワーッ!って出てきたりドッカン!ってなってズルズルズバーン!って感じだったので~す。」『モグモグ』


「祠とか井戸とかヒトが作った場所みたいだったよね」


三人は楽しそうに心霊スポットについての話をする。

アミメキリンはもう顔中恐怖まみれや。


「楽しそうに話してるけど、その”白い煙”って大丈夫なの?今も憑りつかれてるんだわよね」

”白い煙”、とても気になる単語だった。首を長くして質問する。


「う~ん、よく分かんないや☆。そういえば煙ちゃんに名前つけてなかったねぇ、

”シロ”でいいか...」『モグモグ』


命名:白い煙改めシロ おめでとう!名前をもらったよ

シロ「・・・・・//////ヤッタ」


「何もないならいいんだけど、自分の中にナニカがいるの想像するとゾっとするわ」

「慣れってやつですよ」『モグモグ』


何事も慣れが重要ってジャパリ神社の巫女さんも言っていた気がする。


「みなさん、ジャパ茶入れてきましたよ~飲んで、どうぞ」


神ツカゲラ氏がお茶を淹れてくれた。アルパカ・スリ&イエイヌ監修のジャパリパーク固有種のお茶である。茶葉のせいか黄色っぽいのが特徴だ。

前に飲んだことあるけど、二回も感動汁でたね。


「ああ^~(恍惚)最高だこのお茶(興奮)」

「うまい!うますぎるわ!あなた...優勝ね!」

「はあ~最高です~(自画自賛)」

「これはたまげた」

「良い、とてもおいしいよこれ!」


これにはアリツカゲラさんもにっこり。ロッジ is GOD。

その後も怪談はもちろん、”マーキングにちょうどいい木の高さ”の話やアミメキリンが見る夢についての話で盛り上がった。


「アミメキリンさん昨日はどんな夢見たんですか?」


「夢ね、もちろん見たわ。無数のヤギに追いかけられる夢だったわね」

アミメキリンの夢にはよくヤギが登場する。


そんな具合に楽しく談笑していると辺りは暗くなっていた...


「もうこんな時間になってしまいましたね(アリツ時計)、私そろそろ見回り行ってきます。」


アリツカゲラは夜になるとこうやってロッジの見回りをする。

稀にセルリアンが侵入していたり、廊下に見慣れないものが落ちていることがあるからだ。”自分の身は自分で守る”それは住居にも言えることなのだ。


アリツカゲラさんが見回りに行った数分後、悲鳴が聞こえてきた。

「ンナァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」


「アリツさんの声だ!行こう!」


タイリクオオカミが真っ先に動き出す。

実は、タイリクオオカミは時速50kmで走ることができる。速い!(確信)


「オオカミ氏、待ってくれです」「わたしたちも行くわよ」「ま、まって~^^」


ロッジに響き渡る「ンナァー!」

アリツカゲラが見てしまったものとは!?

アミメキリンが活躍することはできるのか!?


~次回へ続く~




【次回予告】

ロッジアリツカの管理人のアリツカゲラは見てしまった...

「えっ!?何ですか...これは.....そ、そんな......」

固まるアリツカゲラ、果たしてロッジの運命は!?


次回~心霊!そしてワンワン妄想へ...~


暑い真夏のパーク、過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する。


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ジャパリパークと”スクウモノ” てんてん @shirobuta_akys

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