概要
【2200年代。人類は月面に生存圏を拡大した。そして語られるおっぱい】
月面都市ネオジャパンが舞台。研究開発機構アナルハイル社の上級研究員ユキト・スメラギは恋人のエリカ・ディードライトに結婚を迫られていた。月面都市のカフェテラスでユキトは自らの思いをエリカに話そうとする。しかし、その思いを伝えるためには、20世紀以来の人類史に触れざるを得なかったのだ。それは――『おっぱいの百年史(Oppai Century)』。
おっぱいはどんな時代も、僕たちとともにあり、僕たちの文明を支えてきた。
宇宙に煌めく幾億の星のように。未来の世界で愛を奏でる恋人たちが紡ぐスターダストラブロマンス。
地球とは? 月の文明の秘密とは? そして、旧人類(オールドタイプ)と新人類(ニュータイプ)を分かつ決定的な違いとは!?
☆自主企画「こむらさき大賞」にて見参! 求められるのはK
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(でもいただけるものはいただきます〜)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!看板に偽りなし(本当にタイトル通りのことしかしていません)
SF感動巨編(短編)。月に暮らすようになった人類がその歴史を振り返る対話劇。
……なのですけれど、なんとその内容が八割がた『おっぱい』というお話。
コメディあるいはスラップスティックであることは間違いないと思うのですけれど。でも個人的にはもっとシンプルな豪速球というか、このお話そのものがひとつの壮大なジョーク、という感覚で読みました。
いろいろ小難しい話もしていますが、結局全部おっぱい。すごい。いや実は結構真面目な話というか、いろいろ深刻な歴史も含まれているとは思いますけど(しれっと政治的な意図により学説が抹殺されていたり)。
最後の終わり方が好きです。なんか普通にプロポーズして普通に結ばれ…続きを読む