はじめまして、空宮海苔と申します。紆余曲折あり、空を飛べるようになった焼き海苔です。 旧名そら海苔ですが、こちらの呼び名でもかまいません。なんか響きが可愛…
千歳は母。千歳は処女(をとめ)。千歳は娘。死にゆく千歳は恐ろしい母として横たわるが、(それはただ一人の英雄にしか屠ることができない)だが147秒の長き瞬間を経て彼女は、得難き伴侶として再…続きを読む
SFとしても、人間ドラマとしても、あるいはファンタジーとしても、すごく綺麗に完成された物語でした。特長を書くとすれば、まず世界観が魅力的です。音をしばらく聴き続けると死んでしまう、人間たちの謎…続きを読む
音を聞けなくなった人類。 どこまでも透明で静謐な世界。 147秒の演奏が終わると共に緻密で美しい伏線が回収され、ぴたりと全てが噛み合った時、彼らの物語は終わり、そして始まるのだ。 遺志…続きを読む
他のレビューでこの作品の素晴らしいとこは言われているので、個人的に感じたことを言います。この作品は所々に散りばめられたピースを最後の最後で綺麗に組み合わせてくる、いわばパズルのような作品…続きを読む
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