悪役令嬢? そんなものより先立つものがほしいです

木崎

悪役令嬢? そんなものより先立つものがほしいです


 沈んだ気分のまま寝台に潜り込む。握りしめた手の中には何も握られていない。日中あれだけ色々なものに触れたというのに、今は空っぽだ。

 微睡んでいく意識の中で――鮮明な夢を見た。




 それはおかしな夢だった。小さな箱から糸が伸びて、少し大きめの箱に繋がっている。箱の中には不思議な造形の絵姿。上半身しか書かれていないのに、まるで生きているかのように声が聞こえてきた。

 時に甘く、時に厳しく。その度に女性はキャアキャアと黄色い声を上げている。


『あー、もう! また邪魔された!』


 少し掠れた高音が聞こえた。不機嫌な声色に何事かと女性の視線を離さない箱を見た。そこではくるくると綺麗に巻かれた金髪を持つ女性が、頬に手の甲を当てて高飛車に笑っていた。指一本につき一つの指輪が嵌められていて、ドレスにもいくつもの宝石が織り込まれている。なんとも悪趣味な装いだ。


 そう、とても悪趣味なのに私は目が離せなかった。


 私の視線を捕らえて離さないまま、箱の中の物語は進んでいく。


 そして物語は終焉を迎えた。悪趣味な女性は本来の予定通り伯爵家に嫁ぎ、物語の主人公は王子と結ばれた。


『いやー、良かった良かった』



 そう言って女性は箱に手を伸ばし――窓の外に光を見た。






「天文学的!」


 ガバリと身を起こした私の声が静かな部屋の中に響いた。カーテンが引かれているとはいえ、室内はまだ真っ暗だった。侍女が起こしに来ていないのなら、まだ朝にもなっていないのだろう。


「いっ……! いたい! いたい!」


 続いて割れるような激痛が頭を襲う。ちかちかとする視界に、夢で見た光景と、それ以外の、夢にいた女性の生活が流れ込んでくる。目まぐるしく展開されていく光景に、私は再度眠りに落ちた。




「お嬢様! お嬢様!」


 微かな揺れと声に、目が覚める。うっすらと目を開けてはみたものの、体を持ち上げられる気がしなかった。ガンガンと痛む頭は眠りに落ちる前と同じで、怒涛のように押し付けられた映像がまだ頭の中でぐるぐると回っている。


 あれは、私の前世の記憶だ。輪廻転生なんていう概念はこの世界には無い。それなのに、私はそう認識していた。

 夢の中で遊んでいたのは、乙女ゲームと言われる、甘い恋物語だった。身分違いの恋を成就させるというとても現実的とは思えない内容だったけれど、今の私には無視できないものだった。


 あの悪趣味な女性は、私と同じ名前を持ち、同じ境遇の持ち主だった。不思議な容貌として描かれていたので、間違いなくあれが私であるかはわからないけれど、今の私にとっては頼りないながらもようやく見出せた希望の糸だった。


「メアリー……宝石を持ってきて」

「お嬢様?」


 私が目を開けたことにほっと胸を撫でおろしていたメアリーは、私の願いに首を傾げた。


「お願い。宝石がいるの」

「は、はい。今すぐお持ちいたします」


 私の懇願に、メアリーは驚いたように目を見開いた後慌てて部屋を出ていった。

 メアリーは思いの外早く戻ってきた。その手には小粒の翠玉が握られていた。私はメアリーからその宝石を受け取り、自分の中に渦巻く力を少しずつ流していった。


 宝石は割れることなくすんなりと力を受け入れた。



 この世界には魔術と呼ばれるものがある。人の体に満ちる魔力を依り代に流し、扱うものだ。なにが依り代に適切かは、個人で変わる。ある人は花を、ある人は草を、ある人は石を。それはどこにでもあるものだったり、あまり手に入らないものだったりもした。

 例えば空から降る石と相性の良い人がいた。中々手に入らない物だったため、その人は落ちこぼれの烙印を押された。使い勝手が良ければ良いほど優秀とされるこの世界で、私は齢十にして落ちこぼれの烙印を押されようとしていた。


 草も駄目、石も駄目、花も駄目、身近な物に私と相性の良い物は無かった。力を受け入れることが出来ず、呆気なく粉々になるそれらを私は何度も見てきた。


 そして、私はようやく自分に相性の良い物に出会えたと同時に――絶望した。




 前世で遊んでいた乙女ゲームで登場していた悪趣味な女性は、宝石魔術師だった。高価な宝石を惜しげもなく使うことによって、領地の財を圧迫し、借金のかたに将来裕福な伯爵家に嫁ぐことが決められていた。

 舞台となった学園で、言葉に魔力を込められる主人公と出会い、その才能に嫉妬した彼女は主人公の恋路を邪魔し、何度も主人公を虐げた。

 悪趣味な女性の企みは呆気なく露見し、卒業を待つことなく20も年上の伯爵に嫁ぐことになる。


 名前と爵位、幼少期に扱えるものが無かったという設定、その全てが私と共通していた。だから私は宝石という可能性に賭け――勝つと同時に、将来の自分を知ることになった。


 恐らく、私が宝石と出会うのはもう少し先だったのだろう。身近なものであればあるほど優秀だとされるから、私は手当たり次第に色々試したと思う。その末にようやく出会えた、身近とはいいにくいが希少すぎるともいえない依り代に縋り付いたのだろう。



 この世界には五大元素と呼ばれる魔力がある。火、風、水、地、無は誰でも持ち合わせているもので、それぞれの元素にも魔力同様相性の良い素材がある。花が依り代の人の場合は、大本が花であるということは変わらないのだが、それぞれの種類によっても細分化される。しかも元素と何が組み合うかも個人によって変わる。

 薔薇と火が相性が良かった人もいれば、百合が火と相性の良い人もいる。ただし無だけは相性の良い依り代であればなんにでも通せる。この無属性を使って相性の良い依り代を探すのが定例だ。


 だから宝石と巡り会えた私は財を食い尽くすほどの宝石を取り寄せ、どの宝石にどの元素を通せばいいか研究したに違いない。


「お金……お金を貯めないと」

「お嬢様?」


 きょとんとしたメアリーを横目に、私はこれからの展望を思い描く。幸い前世の知識のお陰でどの宝石になんの魔力を通せばいいかは分かっている。そのための研究費用は必要ないが、落ちこぼれないためにはそれなりの数の宝石を手元に用意しないといけない。

 かといって家のお金を使って手当たり次第取り寄せたら、伯爵家に嫁ぐ未来が待ち受けている。


「お父様にお話しを!」

「その前に朝食を!」


 意気込む私はメアリーに引き摺られながら食堂に向かった。




「お父様、ようやく私に合う依り代を見つけました!」


 朝食の席にはお父様もお母様もいた。これは好都合と嬉々として報告すると、二人とも目を見開いた後、全力で顔を綻ばせた。自分達の娘の行く末を案じていたのだろう。我が伯爵家はそれなりに古い家系で、今まで落ちこぼれとよばれた魔術師はいなかった。そのため、初の落ちこぼれとなるかもしれない私は、家名を傷つけないように一心不乱だった。

 結局破産寸前まで追い込む可能性があったのだと思うと、本末転倒にも程がある。


「そうかそうか。それで、何がお前の依り代になったんだ?」

「宝石です」


 お父様の顔が僅かに歪んだ。

 私の両親の依り代は花と砂という、簡単に用意できるものなので宝石というお金のかかる依り代に思うところがあるのだろう。


「威力は落ちますが原石でも依り代になると思います」


 人の手が加わる宝石は高価だけど、原石ならものによっては二束三文で買い取ることも出来る。ゲームでの私は少しでも威力の高いものをと考えたのか、それはもう豪華な宝石を身にまとっていた。

 だけど私はそんな我儘は言えない。威力は格段に変わるが、宝石は少しだけにして原石で補う事が出来たらそれだけで節約になる。


「それでお父様、お願いがあります」

「なんだ?」

「領地の端にある寂れた鉱山を私に下さい」


 掘りつくしたとされている鉱山が欲しいと言われ、お父様は不思議そうな顔で首を傾げた。


「管理は私がするので、お願いします」

「まあ、どうせ放置されている鉱山だし別に構わんが……本当に良いのか?」


 こくんと力強く頷く。両親は私に甘い。借金するほどの宝石を買い与えてくれるぐらいには甘い。

 だけど借金のために娘を嫁にやるぐらいの厳しさも持ち合わせている。極端すぎる両親だけど、その甘さが今は欲しい。


 なにせあの鉱山はまだ奥がある。ゲームでは借金で首が回らなくなったお父様は領地を切り売りした。鉱山のある土地も売り払い、後にその鉱山から原石が産出される事になる。その鉱山を買ったのが、商人から男爵になった主人公の父親だ。

 それもあって、主人公はゲームの私に恨まれていたりする。


 だけど今はまだあの鉱山は売られていない。


 お父様とお母様を説得した私は、鉱山を掘るための人員を集めながら他の金策方法を模索した。




◇◇◇◇



 ――そして五年の月日が経過した。



「殿下の絵姿、銀貨1枚から始めるわ!」


 甲高い、奇声にも似た叫び声が上がる。


 あの後、私は見目麗しい第三王子マリウスに目をつけた。前世の知識で端正な顔立ちをした人物の絵姿はよく売れることを知った私は、マリウスとの交渉の末売り上げの半分を渡す代わりに、絵姿などの販売権を獲得した。

 会費付きの愛好会も発足し、マリウスの日々を書いた会誌も発行させ、こうして愛好会の中で絵姿やマリウスを象った人形の販売も始めた。

 売上は上々。夢見る少女はどこにでもいるもので、王子様と少しでもお近づきになれたらと虎視眈々と狙っている少女達は私の良い顧客となった。月に一度開催しているマリウスとのお茶会のお陰だろう。



「お前、あれでいいのか?」


 少し離れた場所で騎士団長の息子がマリウスの脇腹を突いていた。呆れたような表情は、出会った時から変わらない。彼も整った顔をしているので、そのうち取り扱おうと狙っている。


「なんかもう、あれが良いかなって最近は思うようになってきたよ」


 疲れた顔をしているマリウスも相変わらずだ。

 彼と私が出会ったのは、今から二年前。勉学に商業にと明け暮れていた私の評判を聞いた王妃様が、我が家を王城に招いたことで知り合った。最初は婚約者に、という話もあったが私はそれを固辞した。伯爵家という身分、宝石術師という中途半端な魔術――そのどれもが王族に嫁ぐのに相応しくないと直訴し、以後は良き友人として付き合っている。


 学園生活は来年から始まる。その時にはまた別の商売を思いつかないといけない。

 なにせマリウスは、主人公と恋に落ちるかもしれないお相手役だ。流石に意中の人が出来た後も売りにするわけにはいかない。


「ありがとう。今日も良く売れたわ」

「役に立てたならよかったよ」


 絵姿の入っていた箱はすでに空っぽだ。代わりに手に入れたお金を袋に詰めながらマリウスと向かい合う。


「来年からは忙しくなるわね」

「学園でも続けるの?」

「ううん、流石に学園に行ったらやめるわよ」


 ふるふると首を横に振ると、マリウスは少し寂しそうに笑った。


「あと少しの辛抱だから我慢してね」


 あなたが主人公と出会うまでだから、と言外に籠める。




「で、本当に良いのかよ」

「あと少しの辛抱だからね」

「ああ、じゃあもう?」

「母上と父上に話は通したから、学園を卒業する頃には手に入れるよ。彼女がどれだけ反対したとしてもね」


 嬉々としながらお金を数えている私の耳に、二人の声は遠すぎた。




◇◇◇◇



 そうして迎えた学園生活は順風満帆だった。特別な日に特別な人に贈り物をという宣伝文句で開催した催しは大盛況だったし、贈り物として用意した装飾華美な櫛や髪に塗る香油は、髪に触れることが出来るのは従者と恋人だけということもあって飛ぶように売れた。

 いくつかは受け取って貰えず捨てられてたけど、それは私のせいではない。


 人気の高い男子生徒の目と同じ色をした鉱石が嵌められた首飾りも女子生徒によく売れた。


「だから、彼を私にくれればいいのよ!」

「ごめんなさい、人身売買は扱ってないの」


 そう、なんの問題も無かったはずなのに、どうして私は主人公である男爵家令嬢のリリーに絡まれているのだろうか。


「喧嘩売ってるの!?」

「いくらで買ってくれる? 今なら銀貨一枚にしてあげるわよ」


 リリーはちらりと自分の肩にかけられている鞄に視線を向けてから、顔を顰めた。根は単純そうだ。


「だから、そうじゃなくて! 金金金金ってうるさいのよ! 世の中にはお金以上に大切なものがあるでしょう!?」

「何言ってるのよ、お金がないと病気になっても治せないし、生活すらもままならなくなるわ」


 好きでもない相手に嫁ぐことだってある。一番ではないにしても、お金は大切だ。稼ぐために私がどれだけ努力したと思っているのか。

 リリーの言葉に眉を顰めると、彼女は私の勢いに圧されたのかたじろいだ。


「じゃああなたの大切なお金をあげるから、代わりにマリウスを頂戴!」

「だから、人身売買はやってないわ。奴隷制度はこの国では禁止されてるわよ」


 あー、もう! と叫びながらガシガシと頭を両手でかき混ぜているリリーの前に、そっと小瓶を差し出した。


「そんなにいじると髪が痛むわよ。今ならこの艶やかな髪を作れる香油を小銀貨三枚で売ってあげるわ。これを買ったら恋人ができたとか、夢だった騎士になれたとかって大評判なのよ」

「そんな胡散臭い宣伝に騙されるわけないでしょ!?」


 まあ素晴らしいと言って食いついてくれる人ばっかりだったのに、単純そうな彼女は中々侮れない人物なのかもしれない。


「あなたどんだけ私を馬鹿にしてるのよ!」

「あら、声に出てたかしら。ごめんなさい」

「心がこもってない!」


 ギャンギャンと喚くリリーの前に、今度は綺麗な紙で包装された飴玉を差し出した。


「じゃあこれはどう? この飴は喉に良い成分で作られていて、純度100%の天然素材を使っているわ。これを舐めたらあら不思議、歌姫にまで上り詰めた人がいるぐらいよ」

「だから、騙されないわよ!」


「なんの騒ぎだ?」


 私とリリーの間に割って入る声がした。リリーの顔面が一気に真っ白になり、はくはくと声にならない声をあげようと口を開閉させている。


「血の気の少ないあなたには、この鉄分たっぷりの鉄の棒を……」

「そりゃあ鉄分しかないでしょうよ!」


 最後まで言えなくてしょんぼりとした気分のまま、手の平サイズの鉄の棒をポケットにしまった。


「……で? なんの騒ぎ?」

「あら、マリウスじゃない。売り込みをしていただけよ」

「そんな雰囲気には見えなかったけど」


 じろりとマリウスがリリーを睨みつけると、リリーの体が面白いぐらいに震えた。マリウスの後ろに騎士団長の息子もいる。どうやら最初に声をかけたのは彼のようだ。


「……マリウス様! この人私に強引に物を売ろうとしてくるんです!」


 うるうると目を潤ませながらマリウスに訴えかける姿は、その見た目もあわさって小動物のようだった。

 小動物と言えば――木の実か。残念ながら木の実の持ち合わせはない。今度発注しておこう。


 マリウスが困ったように微笑み、腕に縋り付こうとしたリリーを躱しながら私の横に立った。

 頭の上に手を置かれ、はてと首を傾げる。


「ごめんね、彼女にはよく言い聞かせておくから」


 ふわりと優しく微笑まれて、リリーの白い頬が朱色に染まった。流石飛ぶように絵姿が売れたマリウスだ。笑顔だけで人を殺せるかもしれない。


「あまり強引な売り込みはよくないよ。ほら、あっちでお説教してあげよう」


 手を掴まれて、引き摺られる。私の周りには人を引き摺る人しかいない。もう少し丁寧に扱ってほしい。



「なんでこうなるのよ!」


 遠くなっていく風景の中で、地団太を踏むリリーを騎士団長の息子が哀れみの目で見ていた。




 空き教室に連れ込まれた私はようやく手を離された。


「面白くて思わず――」


 説教される前にこちらから謝ろうと下げかけた頭が、包み込まれた。目の前には白いシャツとそこから伸びる首筋が見える。確かマリウスはシャツを着ていた。ああ、マリウスに抱きしめられているのか、と私は何故か冷静に分析していた。


「マリウス?」

「嬉しかった」


 そっと囁くように言われた言葉に首を傾げる。何かマリウスを喜ぶようなことをしただろうか。私がしたことはリリーに物を売りつけようとしていたぐらいだ。


「少し不安だったんだよ。君は大金を積まれたら私の前から消えてしまうんじゃないかって。だけど、君は彼女の申し出を断ってくれた」

「え!? いつから見てたの?」


 それは大分最初の方だったと思う。そこから見てたならさっさと声をかけてくれても良かったのに。


「だって、君がなんて言うのか気になったから」

「……大切な友人を売るような真似するわけないじゃない」


 あと人身売買は扱ってないし。お金は欲しいけど、罪を犯してまで欲しいものではない。それにマリウスには随分と稼がせてもらった。その恩を裏切ることは出来ない。


「学園を卒業するまでは友人でいようと思ってたけど……彼女みたいなのがもう現れないとは限らない」

「それはどうかしら」


 愛好会を執り行っていた時も強引な手段でマリウスに近づこうとする人はいなかった。リリーはともかくとしても、大抵のご令嬢は分別をわきまえている。

 だからマリウスを売れと言ってくるような失礼な人は、後にも先にもリリーぐらいだろう。


「ねえ、私と結婚してくれるかな?」


「え!? やだ!」


 私は脱兎の如く逃げ出した。




 逃げ道がないと知るのは、それから少ししてから。

 というかほんの数分後だった。


 逃げ出した私を再度抱き締めたマリウスが、すでに陛下や私の両親の許可を得ていること、卒業と同時に婚姻する事を告げられた。


 優しく笑うマリウスが、まるで別人のように見えた。

 結婚なんて、宝石術師になってから考えたこともなかった。


「お金稼ぎはしてもいいから」

「なら問題ないわ」


 もはや商売は私の趣味だ。それを続けていいと言うなら、文句はない。



「本当にこれでいいのかよ」

 

 いつの間にやら追いついていた騎士団長の息子が深い溜息を零し――。


「これが良いんだよ」


 ――マリウスが嬉しそうに笑った。


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