カクヨムコン5に向けて立てた戦略
伊瀬右京
カクヨムコン5に向けて立てた戦略
カクヨムコン5も終盤に差し掛かろうとしています。
わたしは「エリートヲタク!」という作品で登録し、挑戦中です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890332708
そこで、今日まで行った事・気をつけた事を書きます。
【作風】
読者層に予備知識が不要で自分が得意とするジャンルとして、ヲタクを題材にした作品が良いと思いました(やや古いですが、俺妹のような)。
余談ですが、わたしはmixiというSNSでコミュニティの管理人をしていて、そこで出会った特徴的なヲタクの方々をキャラクターのモデルにしました。その経験自体が差別化になると思ったのです。
【タイトル・もくじ】
Web小説は読みやすさ・スラスラ感が重要だというのはよく言われている話です。
そこでタイトルを短くかつ覚えやすい「エリートヲタク!」としました。
各話のサブタイトルは、例として仮面ライダー1話の「怪奇蜘蛛男」と同じで、すぐ内容がわかるようにキャラクターを端的に表すように心掛けました。
本作で言えば、
・声優志望音ゲーマー
・レズビアン神絵師?
というように極力シンプルにするようにしました。
【構成】
読みやすさを重視するためにオムニバス形式にしました。
これは各回でエピソードに区切りを設けることで、途中まで読んだ後、再び読み始められるようにするためです。
キャラクターの特徴自体が物語になるような作りで、さらに主役の二人の物語が徐々に進むような特徴もあります。
これはわたしが読んだ中で、最も読みやすかったライトノベル「僕は友達が少ない」(特に初期)から影響を受けているかもしれません。
【レビュー】
かつてカクヨムユーザーミーティングというものに参加しました(以下、参加時のレポート)。
https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054882648062/episodes/1177354054882648067
その時お話した方に「人の作品を読まないのに自分の作品を読まれたい、というのは都合の良い考え方だ」と言われた事を覚えています(言い方はもっと優しかった気がします)。
そのお考えにかなり納得しまして、極力いろんな作品を読みコメント付きレビューを書いています。
最近は、家には風呂と睡眠のために帰り、仕事後は飲食店でカクヨムばかりです。
【新人賞向け小説との違い】
わたしはカクヨムを知るまで、小説を書いてはネットにアップすることはせず、ライトノベルの新人賞に送ることがほとんどでした。
(特に電撃小説大賞に送っていました。三次選考止まりでそこから先へ行けていません)
販売されている小説の多くは、地の文とセリフを一行空けることはしません。そういった書式の面、他にも地の文とセリフのバランス(少ない文字数で多くの情報量を心掛ける)などを作り直しました。
具体的な例としては、しめさば先生の『ひげを剃る。そして、女子高生を拾う』からの影響をかなり受けていると思います。
以上が、今日まで行った事・気をつけた事となります。
少なくとも1月中はカクヨムに時間を使おうと考えています。
読者選考期間の2月7日まで、皆さん頑張りましょう!
カクヨムコン5に向けて立てた戦略 伊瀬右京 @ukyou_ise
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