第2話 最強の神龍4選

 皆さんにドラゴンはどんな生き物ですかと聞くと、たいていの人は、爬虫類の頭にコウモリの羽が生えた生き物を思い浮かべるのではないでしょうか。


 ファンタジー小説の生き物で最強のドラゴンは、ファンタジー小説やゲーム全盛の日本で、多種多様に描かれるようになりました。ドラゴンの種類や定義にもよるのですが、最強のドラゴンを紹介したいと思います。


 まず種類。古代や中世で描かれるドラゴンは、蛇との垣根がありませんでした。中国や日本のような蛇型の龍と、西洋のワイバーン。どちらもドラゴンです。だいたい、火、風、水、土の四属性で描かれることが多かった。それは、今も引き継がれています。


 ファンタジーの代名詞のようなドラゴンは火竜でしょうか。ワイバーンの姿をしている事が多いですね。ウミヘビの様なレビアタン=リバイアサンも迫力満点。風のドラゴンはあまり聞きませんが、土のドラゴンだとワームになります。超巨大なミミズみたいなやつがそうです。


 現代だと、もう、それこそ、多種多様のドラゴンが、ゲーム世界や、ラノベ小説に登場します。だいたい、火竜か、聖竜か、雷竜が最強みたいに語られます。では、いったいどのドラゴンが最強なのでしょう。


 ここでは、ドラゴンの定義を自然現象に例えて語りたいと思います。


 当然、最強のドラゴンは、神龍と言う事になります。

 自然現象で考えますと


水龍は、川の神様になります。中国や日本だと豊穣の神。雨ごいで一生懸命祈ったりします。雨を降らしてくれる神様ですから、命に係わる神様です。


地龍=龍脈は、地脈を司る神様です。大地震の亀裂はうねうねと走ります。日本では、古代に南海トラフ大地震か起きています。その時の龍脈=中央構造線の上に神社を立ててお祭りしているほどです。この龍脈は、大分から四国、富士山の北側を経て東京を超え茨城の鹿島まで走っている巨大なものです。その場所場所に、伊勢神宮などの有名神社が経っています。日本の半分もの大きさの龍神様です。


風龍もすごいです。台風を衛星軌道上から見ると日本の場合竜がとぐろを巻いたように見えます。最近の台風は、日本全土を襲いますからこちらも巨大です。


でも、最強は、火龍でしょう。太陽のコロナは、火龍が太陽の表面を舞っているように見えます。このとき時太陽風が吹き、地球の有害な宇宙船に晒されることになります。バンアレン帯が無かったら、いきなり被爆してしまうほどの太陽風。こんなのが地球に来たら、人類は絶滅です。なので、最強は、火龍に決定します。火も様々です。フルサーマルの火は1万度。殆どの物質が燃えてしまいます。それに比べ、コロナの温度は、100万度。太陽でさえ表面温度は6千度ほどです。強すぎです。


 今回、ランクインしませんでしたが、雷龍もメッサ強いです。火山雷の写真を見たら一目瞭然、あの雷の龍の巣に入るのはお勧めしません。

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