シャボン玉一つ、愛をこめて。

大正あたりの、セピアっぽい感じが想像できて、
雰囲気に浸れる非常に良い作品でした。
心情の描き方も、初心者ながら上をいく技術だなと思います。
本文が終わり、演劇の話に入った部分の、
映画を見終わって明るくなったときのような感覚が
個人的にお気に入りです。