読んでいくと面白さが増してくる

アポカリプス物が読みたくて読んだのですが
話が進むごとにそれぞれのキャラクターが自分なりの考えを持って生きている世界であることが描写されていってとても読ませます。
過酷な世界で圧倒的な力を隠し持つ主人公の選択は必ずしも最善とはいえず、ほんの些細なミスで取り返しのつかない犠牲もでます。
それでも後味が不思議と良かったのは、そこに生き生きとした人間のドラマを感じたからだと思います。