カフェオレはコーヒーともミルクとも違う。コーヒーほどの刺激はないけれど、ミルクよりは大人の味。主人公の痛みはきっと消えない。でも、ふたつがまざる魔法をかけたら、苦さはやわらいで新しい味がうまれる。…続きを読む
暖かくて、少し甘くて、少し苦い、そして味わい深くもある。本当にカフェオレのような物語でした。最後に発覚する嬉しい出来事をどう解釈するのかを考えるのも楽しい時間でした。
心地よいショートショート作品です。雨月物語を連想させますし、こういった作品はわりとよくあるという印象をうけるかもしれません。実際たくさん読んだ気がします。ですが勘所を押さえ、読者に空想の余…続きを読む
2020年1月、第三次世界大戦という言葉がネット上でトレンドとなっている今だからこそ。余計に切なくて、じわりと胸に沁みてきたお話でした。牛乳と珈琲、その二つを気に入った割合で混ぜたカフェオレを…続きを読む
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