このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(267文字)
光の傘という表現は素晴らしいと思いました。
静かな住宅街から聞こえてくる掃除機の音とか、空を見てその自然の色に受ける感銘とか…。日常生活で感じる事がすごく自然に言葉になっているなぁと読むたび清涼感をもらっています。
都会に住んでいるといろいろ大切なモノが日常の中に消えて行ってしまう。少し歩みを止めて空を見上げる。こんな事すら忘れてしまうこの生活。そんな時にこの短い一節を読んで、世界の広さを思い出しました…続きを読む
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