静かな住宅街から聞こえてくる掃除機の音とか、空を見てその自然の色に受ける感銘とか…。日常生活で感じる事がすごく自然に言葉になっているなぁと読むたび清涼感をもらっています。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(267文字)
夏の雰囲気がよく現れています
そして自分がその景色の中にいて、自分ならどうなるかなと想像してしまいます。
オムニバス形式で進むお話は表題の通り、何気ない情景をゆったりとした時間の中、まるでコーヒーブレイクのようなタッチで描かれています。それだけではなく、心象風景も垣間見ることができて、中々、唸ってしま…続きを読む
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