まずキャッチコピーを見てくれ。見たか。これぞ日ノ本の益荒男よ。(感涙)

 まぁ、新着に出てきてタイトルで即フォローからの「まーた向原さんはこういうの書いて、ほんと好きねー」とか思いながらこれまたぼんやりと今日まで読んでたんだけれど、こらレビュー書こうかねどうかねと作品あらすじ見てキャッチコピーで噴いて今ここです。

「異世界で、お医者さんごっこをしながらまったり観光旅行……?」(原文ママ/20年1月4日現在)

 ですよ。

 事案を恐れぬこの所業。

 まごうことなきつわものとみた。

 貴様「わたおに」の頃からこの戦場にいた者に違いなかろう――向原ァ!!(謎の死闘感)

 長くなりそうなのでここらへんでメニアックな話はおしまい。

 もうこれレビュー文がいらないレベルで完成(いっちゃってる)してますね。
 知らん人は知らんと思いますが、向原先生はたいへんなへんたいと知っている人が自信を持ってオススメできる、エロリコメ絶妙の者でございます。
 しかも主人公無自覚系が巧いのよ。絶妙なのよ。
 状況のエロさと、主人公の大真面目感でさわやかにエロさが中和されるのよ。
 全然こう直接的なエロさはあんまないんだけれど、「あっ業が深い」ってのが「あっ尊い」のニュアンスで胸にぶち込んでくるレア作家なのよ。この感覚をちょっとみんなにも知って貰いたい。通報されるかもしれないけれど。僕が通報されるか、向原さんが通報されるか、五分五分だけれど知っていただきたい。

 ここにりっぱなへんたいがいるとみんなにしってもらいたーい!!(絶叫)

 内容。
 「白魔法」の使い手として召還されたはずの主人公だけれど、彼の持っている能力は「城魔法」だった。ヘイサモン、マイキャッスル。呼び出されるのは自分の城(実家)。実家が医者だと便利だね。はじめてのおいしゃさんごっこもだいじょうぶ。くすりもどうぐもそろってるよぉー。(じあん)

 そんなこんなで、自宅を召還して、そこにあるアイテムであれやこれや。
 高品質のポーションを造ったり、鑑定スキルを使ったり、調子の悪い人を診察したりと真面目に異世界でおいしゃさんごっこをします。
 この辺りは流石に熟練の書き手です。しっかりとWEBファンタジーのツボを押さえた安定の描写で楽しませてくれます。

 そう物語も――おいしゃさんごっこも!!
 いや、割と思っているほどのエロさはないです。(けど、実際にはエロい)

 出てくるのは男の子かな女の子かな、ちょっと性別危ういちんまいこ。
 そして今まさにでてきたばかりの獣人の少女。
 もうあらすじ読めばえぇー、そんなこと女の子にしちゃっていいんですかーとそういう感じになる訳ですが、フィクションで異世界だからいいんだよ。
 とにかく、そういうの求めている奴はこれ読んどけ読んどけ、安定の向原さんという感じの作品でございます。このはじまったばかりだというのに、先の見えている安心感。やはりただものではねぇ。きっと今回もやってくれるに違いねえぜと思っております。

 ロリの者におすすめ!!(おぁー)

 しかしおかしいな。ツイッター上でやり取りした限りでは、とても紳士でできるビジネスマンのはずなのに、なんでこう犯罪くさい(ry

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