カレーを食べたくなったのでこっちの負け

 仕事終わりの男性が、カレー店に入って注文し、カレーを食べ終わるまでのそぞろな思索のお話。タイトルからストレートにど真ん中へ投げ込まれたボール。
 主人公はチェーン店の安いカレーにあれこれと思いを馳せるのですが(それこそカツの肉より衣の方が厚いとか悪口みたいなことまで)、それを読んでいると無性にカレーを食べたくなってきたのでこれは作者さんの勝ちです。カレーを食べたい口にされてしまった。

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カレーを食う

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