孤独な女戦士と少年との師弟関係が描く、地に足のついた良質ファンタジー

読み始めてみて、まずはその導入部分から強く惹かれました。

あまり難しい言葉は使わずとも高い文章力と、魅力的な舞台設定で王道ながらにワクワクして読み進めれます。

何よりも少年にとっての転機となる最初の事件から、現れた不思議な雰囲気を持つ女戦士との出会いで一気に引き込まれました。

徐々にその関係性を単なる師弟関係から変化させていく様子は楽しくもあり、少しのドキドキも。

シンプルながらにとても良質なファンタジーだと思います。

未読の方は是非。