心に熱を灯す作品

誰の人生かわからんような毎日を、誰のためにやってんだかわからんまま、なんとなく続けている。
不幸なことに、それを自覚するくらいのメタ認知能力と、そこから実際に抜け出そうとするやる気の欠如が同居している。

そんな人間にとって、彼らの口から出る「僕が通る」、「私が通る」の言葉はあまりにも輝いて見える。

ほんとうのエゴはこんなに切実で、愛おしい。

偽りのエゴをたくさん抱えるものとしては胸が苦しいが、
「まだ苦しいと思えたんだ」と喜びたい。

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