才人の脳の中を直視しているような不思議な感覚

残酷な幕開けでした。
多分おそらく最後までずっと残酷なシーンのはずです。
が、どういうわけか、本当に自分でもよくわからないのですが、読み終わったあとは不思議と心がクリアになりました。

なんだかよくわからない、解読不能なものでありながら、最後まで読める。いったいこの感覚はなんですか……?
めちゃくちゃ突き抜けているのに、どこかまとまりがあるのが良い意味で怖い。私はなにに恐怖しているのですか……?