SFとファンタジーを混在させた戦争もの小説の良作

良く練られた政治情勢、作者さまの軍事関係の知識の広さ、SFの中にファンタジー的な要素を盛り込むというアイデアの良さ、そして恋愛。
上記の要素が上手くまとめ上げられて、一つの物語に昇華しています。

特に軍事ものがお好きな方に刺さる作品だと思いますが、途中途中に用語の説明回を入れてくださっている親切設計なので、軍事ものに明るくない私のような人間でも楽しく読めました。