第6話 言及

【リーマンショックに関する日本の行動とダメージの解説をすべきでしょうし、これを言うとセオリーから外れ過ぎた独自の領域なので、駄目でしょうね。国際的ハッカーとはここら辺でしょうか?思いつくのもアレですが、調べるのが異常に面倒です。いじめなら、現実的には悪役のマンガキャラクターの例としてギオラオンのメルアドのそれですが。そちらの方が強いのってわかりますか。指示が的確で、対策が速いんです。それでいて、。ここが、大事な所です。観察によって導き出すのですが、こういうのって】

 こうも送った。

 浮上しつつある経済に対し、外国が不満を隠し、嫉妬の刃を隠し中国を上手く操作し、巧みに証拠を隠滅する。『サイキッカーサービスギルドボード』プレイで感じることだ。略語のPS:GBには興味が無いらしい。準備が外れる事は良くある。

 これも、思い出した。先のメールの事だ。メール送信後、脳が少し動いたと言うのが正しい。

 シルエットは自分の両腕だ。また、血に塗れる。感覚だが、解っていた何かは、医者の助けれなかった心地では無い。それは、最早快楽だ。

 予定通り運行表は進み、俺が対処出来る訳が無い。相手が悪く大きく反社会性を爆発させるのには調度良いが、浪費で終わる。

 知性がハトメを確実にかける。

【え、本当にサイキッカーじゃ無い!?正義って消えた?なんか変?私たち見たいのはあなたが、『陰陽』とカムフラージュをしていても全人類が三十年以内に滅ぶ何かを確実な決定打を変えて欲しいのよ?

 二人で打っているけど、自殺へ。確実に歩を。歩んで行くのよ?そう、それが他人からされる事で有っても】


 木造の家は今では珍しい。彼女達は、家の畳の上で楽しそうに、携帯に見える様なスマートフォンを親から借りながら、日の光を取り入れる様な開放的な木造の一階に居る。そのせいで、変化にはいち早く気付きやすい。デバイス操作の年上の方から喋る。

「……考える。あなたははぐらかして、隠していると言うのが、普段なの。利用する様な奴らが正しいと踏むと誰かを犠牲にエゴの代償にしているのは知っている。だってそれが動力源パワーだもん」

「どうしようか?案外局面だね。困っているのはそう、計画への参画者みたいなのでは無く、死への階段を登る連中は、案外他人を巻き込む。あの世界の奴らの影響を絶対に受けている。何が一番安全だろう。勿論、怨念が有るから両方だよ?」

「ストップかも」


 珍しく、改行付きだ。改行が表示される事があるから、近年あまり流行らない。こう言う所に魔は潜むと言うのだが。

【ああ、破滅の思想ですね。案外楽です。恐竜もそうやって滅びました。霊長類ヒト科ヒトと似た様な知性が現れるなら、同じ様に紹介してくれるでしょう。影の仕事の破滅の具体的仕事が知りたいんですけれども。もしかすると、現実に仕事で対処しなければなりません。会う事はほぼ、絶対にありませんが、コンビニの高級な方の紅茶のペットボトルで買収してあげます。いいですか?明確にします。この場合は、情報ですよ?】

【うう……恥ずかしい事に打ち間違いかも。そのゲーム、ゲームセンターでプレイをした人間が一定のおかしい事をするってのは、実は変じゃ無くても基本は変で、特殊なフォーマットを使うんだよね。特に説明に、セラピーじゃ無いし、おかしく無いし。変なストーカー的行動取っている訳では無いし。『未来』が犯人だと思ったの。そうでは無く現在の積み重ねを無視した感じ。予定では僕が犯人であなたを殺害予定ですとか変な事を言われる狙いの言葉を言われるか使われるか恫喝されるかの、予定だったの。的中するのよね?絶対に的中させる。『陰陽』あなたは、『未来』は自殺も見える筈ですよ?】

【ああ、詰められたと言った感じです。確かにご指摘の通り未来は、自殺は気にした通り動く程度に、言葉でも凶刃相手なので必ず避けます。現在の連続だからです。『時間よ味方付け。徹底的に。それも徹底的に。本気で』と思っているからでしょうか?】


 メールは送付され、時は止まってしまった。そう、断絶だ。追跡しないスタンスである以上、気にしない。の名前、本名のせいでバレない癖は完膚なきまでにやられる事が無い程度に完璧だ。エーコなので。


 そう、この手にもう一度、血濡れた赤が貼り付くのを見ようとも。

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