【本当に最終章】作者2人のメッセージと、ともりーなからのお願い
こんにちは。作者の佐野です。
今日で「共働きが楽になる「時間」の魔法~妖精・ともりーなの正体は・・・~」が本当に完結です。これまで本章・コラム・作者対談・番外編とお読みいただき、ありがとうございました!
ということで、作者の二人から少しメッセージを残せればと思います。7日分の対談でだいぶ話尽くしたんですけどね(笑)。
大西:
もう話すことないなー!でも、毎日「結婚したいです」という方の相談に乗っているから、見えてくる景色がどんどん変わります。10年前と今とでは結婚観は大きく変わったように思います。気がつけば平成から令和になっていました。
それでも、まったく変わらない結婚のあり方があります。結婚は安心と安全を感じられる居場所です。そして、それをつくるのが夫婦です。安心と安全はお互いを尊重することでしか、維持できないものです。そして、尊重とはただ思い合うものではありません。行動となって初めて「私はあなたに大切にされている」と感じられます。
この小説は愛理と努の間にさまざまな「すれ違い」が発生します。それは二人が愛し合っていても起こるものです。愛があっても人間はすれ違ってしまいます。本書ではすれ違いを埋める考え方を「下限」というキーワードで示し、行動の仕方や忘れないためのメモをノウハウとして表現しました。
読んでくださった方が目の前の方を大切にし続けられるようにと願っています。長らくご覧いただき誠にありがとうございました。
あ、ともりーなの性格は佐野さん由来ですよ!ここはすれ違いなく(笑)!
佐野:
大西さん同意の上でともりーなは現れました(笑)!
この小説は大西さんと私の実生活で経験したこと、得た学びを形にしたものです。特に経験の部分は私の実体験が多いです。そこに数多くのカップルを誕生させ、成婚に導いた大西さんが「下限」をキーワードに共働き夫婦が仲良しのままでいられるノウハウの形にしてくれました。
ここから私事ですが・・・私は妻と出会う前は「結婚怖い・子ども怖い」と考えていました。妻と結婚の話が出てからもずっと「結婚しないでこのままじゃだめ?」、「子ども産まずに二人でいない?」と言ってしまい、何度も別れそうになってしまいました。でも、妻と話をしていくうちに、「妻と夫、母親と父親という新しい関係性をつくることが、二人がずっと一緒にいられる鍵になるかも」と思い、夫婦になり親になる決意を固めました。
人間関係は水みたいなものです。どんなにきれいな関係であっても、それだけでは濁ってしまいます。私は妻と恋人関係だけでいることを望んでいましたが、それはいずれ破綻を迎えたでしょう。
これからもそうです。妻と夫、母親と父親の関係だけになってしまったら、関係は濁っていくはずです。共働き夫婦ですから、仕事も家事も、そして育児がこれからは生活の大部分を占めます。どんな苦労があるか、想像できていません。下した決断を後悔するときもあるのだと思います。
そんな時は「下限」を思い出します。そもそも「二人でいられればそれでいい」から付き合ったし、関係を続けたし、結婚したはずです。何かあったら、この「二人でいられればそれでいい」という「下限」に立ち戻ります。
そして、こんなことを書いている数日前に、子どもの性別がわかりました。今は妻と名前をどうしようか話し合っています。名前そのものはこれからですが、名前の意味は決まりました。
妻が言ってくれた意味です。「生きているだけでいいという思いを込めたい」です。私にとって、妻が一番「下限」を体現してくれる存在だったようです。
妻が何かし始めたら、この小説も更新するかもしれません。またお会いできる日を楽しみにしております。ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。
ともりーな:
二人とも長いのよー!私にも話させなさい⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
私が知りたいのはただ一つ!キャラクターの中で誰が一番好きかよね。ほら、漫画でもよくあるじゃない?キャラクター投票ってやつね。
レビューを書いてくれるとても優しいあなたは、ぜひ好きなキャラクターを入れて書いてくれないかな(*´罒`*)出てきた人を載せておくからよろしくねー!
【キャラクター一覧】
・ともりーな(私です٩(ˊᗜˋ*)و)
・愛理(主人公)
・努(愛理の夫)
・KISAKI(第2章:裏アカ」発見~共働きスタイリストKISAKIの苦悩と復讐~)
・キサミ(第2章:裏アカ」発見~共働きスタイリストKISAKIの苦悩と復讐~)
・幸(第4章:食器洗わないの?~幸家庭がポテトの袋と染付きソファーを「放置する理由」~)
・宏朗(第4章:食器洗わないの?~幸家庭がポテトの袋と染付きソファーを「放置する理由」~)
・楽子(第5章:それって冷凍食品じゃん・・・~楽子家庭の「カレー事件」)
・満(第5章:それって冷凍食品じゃん・・・~楽子家庭の「カレー事件」)
・芳樹(第6章:お義父さん大激怒。「家事のリストラ法」を教えてやる:努の父)
・留津(第6章:お義父さん大激怒。「家事のリストラ法」を教えてやる:努の母)
ライバルは愛理ちゃんかなー。努くんは相手じゃないわね(*´罒`*)ダークホースが現れませんように。
あ!最も心に残っている章やエピソードがあればぜひお聞かせください٩(ˊᗜˋ*)و好きなともラクメモもあるかな。いつも通り★もほしいわね(*´罒`*)
私はインスタグラムにいつもいるから、また気まぐれに出てきちゃいます!それでは、また夢ワープでお会いしましょう。ともりーな♪
【作者プロフィール】
大西明美:
婚活アドバイザー。2019年日本仲人協会 最優秀成婚賞を受賞。著書にかんき出版「となりの婚活女子は、今日も迷走中」がある。結婚だけでなくその後の夫婦生活も相談を受ける中で「下限を設定できている夫婦は円満に続く」ことに気づき、共働き小説の連載を決意する。
佐野創太:
編集者、採用情報の赤ペン先生。生粋のソロ男かつ父親譲りの離婚DNAと家庭崩壊DNAを持つ自分に怯えながら妻と暮らしている。そんなある日、大西明美にインタビューし終わったあとに、悩みを打ち明けていくうちに「下限を設定できている夫婦は円満に続く」を教えてもらう。「これはすべての共働き家庭に必要な魔法だ」と思い、共働き小説の連載を決意する。
【完結済】共働きが楽になる「時間」の魔法 大西明美と佐野創太 @soutasano
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