概要
童謡「月の沙漠」に寄せて。瞳を閉じて浮かんだ、沙漠の幻想。
小さい頃から、好きな童謡。
美しい画のような、うた。
月の沙漠を はるばると
旅の駱駝《らくだ》が ゆきました
金と銀との 鞍《くら》おいて
二つ並んで ゆきました
金の鞍《くら》には 銀の甕《かめ》
銀の鞍《くら》には 金の甕《かめ》
二つの甕《かめ》は それぞれに
紐で結んで ありました
先の鞍《くら》には 王子様
後の鞍《くら》には お姫様
乗った二人は お揃《そろ》いの
白い上衣《うわぎ》を 着てました
広い沙漠を ひとすじに
二人はどこへ ゆくのでしょう
朧《おぼろ》にけぶる 月の夜を
対の駱駝《らくだ》は とぼとぼと
砂丘《さきゅう》を越えて ゆきました
黙って越えて ゆきました
お供も連れず、二人きり。
王子様とお姫様。
二人はどこへゆくのでしょう。
瞳を閉じて浮かんできた、沙漠の幻想。
美しい画のような、うた。
月の沙漠を はるばると
旅の駱駝《らくだ》が ゆきました
金と銀との 鞍《くら》おいて
二つ並んで ゆきました
金の鞍《くら》には 銀の甕《かめ》
銀の鞍《くら》には 金の甕《かめ》
二つの甕《かめ》は それぞれに
紐で結んで ありました
先の鞍《くら》には 王子様
後の鞍《くら》には お姫様
乗った二人は お揃《そろ》いの
白い上衣《うわぎ》を 着てました
広い沙漠を ひとすじに
二人はどこへ ゆくのでしょう
朧《おぼろ》にけぶる 月の夜を
対の駱駝《らくだ》は とぼとぼと
砂丘《さきゅう》を越えて ゆきました
黙って越えて ゆきました
お供も連れず、二人きり。
王子様とお姫様。
二人はどこへゆくのでしょう。
瞳を閉じて浮かんできた、沙漠の幻想。