彼女の「幸せ」の声は、きっと届くはずです。

とある女性目線で語られるこのお話は、深く読み進めるなかで、色々なことを想像させてくれます。

何が起こったのか、見えてくると胸が苦しくなる。それでも、語り部の女性は「幸せだった」と言います。「だから、泣かないで」と。

語り調の詩的な描写だからこそ、読者それぞれが行間を好きに読むことができます。

皆さまもぜひ、彼女の語りに耳を傾けてみてください。
素敵なお話をありがとうございます。

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