6話 安心安全の泥舟

異世界に来て初めて会う人が国王の娘ってどゆこと?


うわーまじかテンプレのハッピーセット行きのレールに乗ってしまったこれは困る色々困る、のか?


ちょうど1万人くらいの軍を召喚して合法的に軍として活動したったんだよね。


これはある意味では結構良いのではないか。




とりあえずマリーナ様とやらに話しかけてみるか




「ああ これは申し訳ございませんここまでの無礼誠に申し訳ございませんまさか枢機卿の娘様が少人数の護衛でこんなところにいるはずがないと思いまして」




こうゆう場合は、基本的に相手より腰を低くして話すのが良いらしい(知らんけど)




「いえいえ こちらこそ困っていたものですから。ところでうちの騎士達はどうなったのでしょうか?」




あっやべ 騎士さん起こすの忘れてた




「あー  そのすいません(土下座)どっちの立場もわからなかったので、


両方眠らせて縛ってしまいました」




主人公は全力の土下座を繰り出した。




(この間に騎士さん達はアメリア達が起こしてくれました)




相手の理性にクリティカルヒット。




マリーナ様が慌てて




「いえいえ どちらかの人間だけしか攻撃しなくて攻撃した方が強盗だった場合色々困るのもわかりますから ですからどうかかお顔をあげてください。あなた様は私の命の恩人なのですから」




どうやらマリーナ様はいわゆる良い貴族様のようだ、これには全俺が安堵した。


ちなみに眠らせた騎士達を起こした時軽く殺されかけたけどなんやかんやあって無事に今生きてます。




ん?このまま町に行きたいなら彼女達のあとをつけていけば良いのではないか?よしそうしよう






「?? あなた達には王城まで付いてきてもらいますよ王女の命を救ったのだから当たり前じゃないですか」




なんと王都(王城)まで付いていかなければいけないのか。 


まあ良い、せっかく乗りかかった船だ泥舟に乗ったつもりで気楽にいこう。




「わかりました ではここに乗ってください」




「ちょっと 姫様幾ら命の恩人でも馬車の中に入れるのは危険です」




一人の騎士が声をあげた




「良いのです それにもし私が襲われたら貴方が助け助けてくれるのでしょ。」




なんてマリーナ様と騎士様は話していたのだが結局俺は馬車の中に乗ることになった




なんというか早くも泥舟が沈み始めてるのだが気のせいだろ。というか、気のせいであってほしい。




〜〜〜〜ゴーストと姫様御一行王都に向け移動中〜〜〜〜




「斎藤様はどんな風に戦うのですか?」




不意に馬車の中で姫様に聞かれた




「基本は探検と魔法ですよたまに機械を使いますが」




「 きかい とはなんですか?」




ここまで話してといてなんだけど、


機械に関して話してしまったらこの姫様が他の人に話して回り回って機甲部隊ができると色々厄介だから、


あんまり話したくないんだけど魔力を動力源にした仕組みを使ったものと答えておくか。




「魔力を動力源にした仕組みを使ったものですよ 姫様」




「マリーナです 私のことはマリーナと呼んでください」




「あ、はいマリーナ」




急に俺は恥ずかしくなって外をみた、


外では、アメリアとマリーナに俺を馬車に乗せないように言っていた騎士さんと話している。


なんか心なしか悔しくなったのは秘密だ。




ちなみに窓は一応ガラス張りだが、地球で言うところのすりガラスの劣化品みたいな感じなのであんまり綺麗に見えな。しかし王族が乗る馬車だ、きっとガラスは俺の予想する以上に高いものなのだろう。


まあ今後のために聞いてみるか




「マリーナさん このガラスこれ一枚でどれくらいのものが買えますか?」




「このガラスですか? だいたい一般的な四人家族の平民の方30日分の食費くらいです」




んんん?予想より安かったけどやっぱり結構高いものなのかな?


でも地球の四人家族の食費平均7万円くらいだった気がするから、あんまり変わらないのかなむしろ場合によっては少し安いくらいかも。




「姫様 そろそろ日が暮れます今日はこの辺で夜営しましょう」








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はい


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次回キャンプ回

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