7話 夜営とコンバットレーション
初めてアメリア達意外との夜営だ。
異世界版野宿どんなものなのか非常に気になるがひとまずこっちも夜営準備しよう。
ちなみに俺たちの夜営(ブッシュクラフト風のキャンプに片足入って入ってるけど)はいわゆるタープ泊だタープ泊の利点は、基本的に通常のテントなどを使ったものより荷物が減る事と。臨機応変に地形に対応した形にできる事だ。
なんて考えていたらアメリアがこっちに近づいてきた
「隊長夜営準備完了しました」
「了解 今日は姫様達がいて食料調達ができないからレーションにしようメニューは各自自由に決めてくれ。」
何気にレーションが好きな俺にとっては、もっともな理由をつけてレーションが食べられるのは結構嬉しい
ちなみに基本的にレーションはあんまり美味しくない。ただなんとなく楽しいからすきだ。
「了解しました その後は各自順番に火の番と見張りをしながら休憩といった形でよろしいでしょうか?」
「うん 大丈だ」
ちょうどここまで話した時に姫様が来た
「斎藤様 ご飯一緒にいかがですか?」
「いえいえ こちらのご飯はこちらで用意していますし、
そちらのご飯をいただいてしまうとそちらの食料も減ってしまうことでしょうですので遠慮させていただきます」
もちろんそんなのは建前で本音はレーションが食べたいだけなのだが
「なるほど どうやら何か楽しみにしているようですね。では、私にもそれをいただけますか?」
あれ? こんなはずじゃなかったなんでだ?まあレーション自体は俺の魔力で生成してるからなんの問題もないけど流石に問題があるだろそれに…
「こんなどこの誰かもわからないやつに出された食料 毒が入ってるかもしれないんですよ」
「もしあなた方がそんな人達だったとしたら私は神に見放されたと言うことで諦めます」
まじか〜 あっ そうだ助けて騎士さん
藁にもすがる気持ちで騎士さん達をみる
「「「「「ジーーーーーーーーーーー」」」」」
あっだめだどうやら拒否権はないらしい
「わかりました 一人分お渡しいたしますが戦場で兵士が食べるものです味の保証はいたしませんよ」
「大丈夫ですよ」
うーんそうは言うものの流石に出来るだけけ美味しいものにしたほうがいいよな。
と言うことで今回姫様に食べてもらうのは「フランス国軍24時間レーション・メニュー1・チキンタジン」
世界的にも人気の一食で世界的に見たら一番美味しいらしい。使う国の兵士からの投票だと、やはり日本のやつが一番人気だけど日本のやつは少し外国人には黄瀬が強いかもしれないからね。
「姫様には今日これを食べてもらいます姫玉には一番合う味だと思います」
「斎藤様 これはどうやって食べるのですか」
あっやべこの世界の人は缶詰の開け方わからないよな
「すいません、つい説明を怠ってしまいました、
ちょっと複雑な作業がありますので私が作ってしまいますね。」
ちなみに複雑な作業といっても鉄製の簡易コンロキットを作って固形燃料で主食をあっためて紅茶用のお湯を沸かすだけまあ戦闘糧食だからね
〜〜〜〜温め中〜〜〜〜
「できましたよ姫様」
「それはありがとうございます ですが私のことはマリーナと呼んでください」
「すいません しかし個人的な問題で慣れないので今後もやはり姫様で行かせていただきます」
「むぅ〜〜」
あっ拗ねた少しかわいい
「冷える前にどうぞ」
そういって俺はあっためた主食のチキンタジンの缶詰を差し出した
「ありがとうございます」
「それは鳥の肉と芋、人参、豆などを煮込んだ料理です」
一応キリスト教などみたいに食べたらいけない物とかあったら困るからね。
確認しておかないと。
「姫様は何か宗教的に食べられないものなどありますか?」
「私ですか?特にありませんけど」
とか言いながら食べる姫様
さすが王族と言いったところか一つ一つの動作が様になってる
姫様がくちをさりげなく拭う
「これとても美味しいですね肉にしっかり味がしみていて野菜と味が邪魔しあわずにとても綺麗な味ですね。」
「ありがとうございます」
自分が作ったものじゃないけど美味しいといってもらえると結構嬉しい
その後も姫様は主食の『ビスケット』と『ミルキーデザートの缶詰』を逐一美味しいと言いながら全て食べきってしまった。
「そういえば斎藤様は冒険者ギルドに登録しているのですか?」
よしきたテンプレハッピーセットその1『冒険者ギルド』
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今回のレーションに関してはインターネットの情報を元にしていますので情報に間違いがあるかもしれません。
全く関係ありませんが現在、中の人が「オートミールクッキー」にはまっています。
太りそうで怖いブルブル
私のツイッターで更新情報投稿しています
https://twitter.com/Bod32546258
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中の人が定期テスト中なので今週末に次話投稿します。
ミリオタ学生プログラマーが行く異世界プログラム記 @bodnakanohito
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