第14話 そろそろまとめておくよ
私もよせばいいのに、ここまでつらつらと、書いては辛いと文句を言いながら、多少は読んでくださっている方々に大変な
なにも、私の発散、のだけのためではない、ちゃんと私だって若い方、有望な方には望む人生を生きて幸せになり、世をよくしていただきたい、そう思うわけである。あるいは、言い方を変えるなら、そういう言い訳の一つを私はしている、とでもしておく。しかしながら、それを阻止せんとする我が儘な馬鹿者たちが現に存在し、社会の中を動きにくくさせている事実を指摘したい、それだけである。
なぜ、この世が、これほどモノにまみれ、イエスや釈迦の頃ならともかく、いまは何不自由なく生活できるはずなのに、苦しいと思ったり、あるいは本当にしんでしまったりする人たちがいるのはどういうわけだ、と私はそう思うわけである。しかも、卑しい連中が必要もないのにカネを収集して悦に入り、ついでかどうかは知らぬが、威張り散らし、社会に害悪を与うるのを見て、腹が立って仕方がないのである。
一口に言えば、ねばねばとした
まず、だ、こいつをきちんと整理しておかないと、私の通常ならざる神経が混乱するばかりか、読んでおられる方々の脳をも侵す可能性があるので、一つ一つあげつらって纏めておかねばなるまい。つまりだ、次のような分類を、私はしておくことにする。あくまで、しておくにする、というからには、他種に属する者がまだいるわけではあるが、そんなことをしていたら、私の貴重な思案の時間がなくなってしまう訳である。
一、自分の希望や欲望を「常識」なる一言で、あたかも、衆人一般が考えているかのように言い放ち、それだけならまだしも他人に強制する者。
二、自分の狭き穴蔵にて生活し、ひたすら周囲の人に支えられてきたにもかかわらず、第一人者づらをする「大先生とやら」。このたぐいは、「大先生とやら」、の人種に限らず、同じ場所でずうっと同じ生活をして自身を省みず、よそ者に対し自分と同じ生活を強制する連中もこの一種である。
三、自分たちが若い頃は好き放題やってきたくせに、いざ、その立場を離れると、平気でそれを忘れ、いまの若い人にわがままを押しつける「ごく一部のご老人がた」。
四、おエライ、とされる者にひっついて、威張り散らし、自分の最後は悲惨になるのはしょうがないにしても、人に何かを強制し、吸血する迷惑(めいわく)千万(せんばん)なる「ダニ」。
五、なんだか、知らぬうちに、カネを収集することに成功し、あるいは社会的地位を獲得し、そのやり口ときたら、ちんぴら以下であるが、とにかく、自分のやっていることは正当化するくせに、脳みその中身と行動が反対のやつ、要するに「矢印の向きが反転している連中」である。自覚があればまだいいが、自覚がなく大勢に指摘され、公衆の面前にまで引っ張りだされるまで、あるいは引っ張り出されても矢印は変わらぬ、そんなやつである。
もう一つあげつらいたいのは、非常に言いにくいことではあるが、自分の不勉強を恥とも思わず上にあげた人物を、批判することもなく、ただただ人生を送る恥知らず、
しかし、だ、これは人に迷惑をかけるわけでもないのであって、心を入れ替えて勉強すればいいだけの話である。私もかつてそうであったかも知れぬのであり、いまもそうであるのかも知れない。こればかりは自分を
余計なことばかり、書いているが、私はここで
まあ、言いたいことはとりあえず言い、文章を読んでいる方々には大変な不快を与え、申し訳ないとここで謝罪の一つでもして、私はひとまとめの文章として陳列しておく。
そうして、神経が再度刺激されて激情でもおぼえぬかぎりはおとなしく過ごすつもりなのである。だからといって、これでずっとやめるといってるわけじゃないので、身に覚えのある連中は首を洗って待っておけ。
ふざけんじゃあない、私はまともだ! いわのふ @IVANOV
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます