乳酸菌ミクロコスモス

北九州市を拠点とする暴力団、闇口組と久堂会は、紫川の中洲にある山田家を挟んで長年抗争を続けていた。山田家のマッドお母さんこと山田佳江は、「全ての抗争は腸内環境が人のメンタルを操るせいだ」と思い込み、小倉名物いわしのぬか炊きの魔改造に着手する。資さんうどんでハゲ親父と相席になった佳江は、北九州市の腸内環境と町内環境のために、ハゲ親父に人体実験を施す決意をする。ところが、実はハゲ親父はタイムリープしてきた佳江の長男であった。

巻末付録は「実録赤ちゃんの作りかた☆」