編集済
第24話 余禄 新約聖書編への応援コメント
新約聖書の筆者の事が、尊敬の念を伴って記されていますね。
やはり奇跡の書物だなぁ、ベストセラーになるなと思います。
普通の無学の人たちによって書かれていても、神聖さを感じるのは
やはり、キリストを愛し信仰を貫いた使徒たちだからでしょうか。
二千年後経っても、読まれている書物ってなかなかないですね。
今の時代こそ、読みたい本だなと思います。
追記
完結されたんですね。
今、確認してまいりました。
旧約についてもあるのかと思いまして……。
お疲れ様でございました。
とても楽しませて頂きました。
ありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございました。
とても励ましをいただきました。
聖書記者についての物語は一旦締めくくります。
聖書の物語は形を変えて書き続けたいと思っております。
その節にはまたよろしくお願いいたします。
第23話 シモン・ペテロへの応援コメント
3度否認したペテロ、3度問われることで気持ちが落ち着いたでしょうか。
会いに来て貰った時、嬉しかったでしょうね。
魚の数とかじゃないんですよね。
魚を焼いた時の匂い……師を思い出したでしょうね。
立ち直り、岩となってクリスチャン会衆を励まし支えましたね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
シモンは他人とは思えないと感じています。
一応、新約篇はこれで締めくくりとして、余禄を書いたら「記す人々」は区切りにしようかと思っております。
少し構想を練って、別のシリーズを書こうと思っておりますので、
その節にはまたよろしくお願いいたします。
第22話 ユダへの応援コメント
クリスチャンが何人も迫害され殉教した頃でしょうか。
永遠の命のために、信仰を捨てなかった使徒たち。
ユダもヤコブの死を目の当たりにしていたんですね。
人間の観点からは切ない話ですが、神様の命の書に書かれた事と
復活してからの事を考えると羨ましいなと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユダの手紙が書かれたのはAD67年前後と言われています。ユダヤで対ローマの反乱が起こり、皇帝から制圧軍が差し向けられた頃です。この後、エルサレムは陥落し、マサダの砦で最後まで抵抗していた勢力が破れて第一次ユダヤ戦争が終わります。キリスト教会にはグノーシス主義と言われる異端が入り込んで、内外共に混乱していた時期でもあります。ユダのような、初代教会を支えた人々の働きがあってキリスト教は今日に至るまで、続いている。考えてみれば、壮大なサーガですよね。
余禄 ネヘミヤのことへの応援コメント
十森様、いつの間に余禄を更新されたのですか、今日、知りました。驚き。
このおかげで、作品をまた違った方向から楽しめますね。ありがとうございます。
作者からの返信
いつもありがとうございます。
旧約聖書編に一旦区切りをつけたところで、書いてきた余熱を発散したいと思いまして。
第21話 ヤコブへの応援コメント
生前イエスが会ったサマリヤ人の女ですね。
たった一度の出会いで生き方も変わったんですね
ヤコブは彼女の言葉に驚いた事でしょう。
ガリラヤで再会した時、駆け出すほど嬉しかったんでしょう。
何を話したのかしら? どんな表情で語ったのかしら?
私も想像してしまいました。
更新楽しみにしておりました。ありがとうございます。(^^)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
イエス様は、復活の後、弟たちのうちではヤコブにだけ、姿を現されたと書かれています。彼はイエス様のことを信じてはいなかったけれども、後には初代教会の柱となり、ヤコブの手紙を書きます。具体的な場面が書かれていないのは、家族のプライバシー、でしょうか。
第20話 ヨハネへの応援コメント
イエスの弟子として、寿命を全うしたヨハネの覚悟、
しかし穏やかな覚悟が見えます。
この当時、クリスチャンは迫害され、死ぬことに甘んじましたね。
ペテロの最期では涙が出ます。
最後の使徒が亡くなると、偽教師や背教者が現れました。
しかし、マタイ、マルコ、ルカ、そしてヨハネの働きのおかげで
今日でもイエスの教えを知る事が出来て……感謝できます。
迷いのないヨハネ、クリスチャンのお手本になると思います。
「記す人々」更新ありがとうございます。
今年の最後をヨハネで締められてさすがです。
来年も宜しくお願い致します。良いお年をお迎えください。
作者からの返信
コメントありがとうございます。ヨハネは12弟子の中でも変貌の山上にいた最もイエス様に近い弟子のひとりで、福音書や手紙、黙示録を書いた人物でした。けれどもその割には使徒としての彼の行動は使徒行伝に登場しません。ある時期までは、イエス様に託された母マリヤの世話をしていたのかもしれません。けれども、晩年には恐らくエペソに居て、他の使徒たちがほとんど殉教した後の教会を、偽教師から守ったと言われています。彼の生涯のどこを切り取ろうかと思ったのですが、ペテロやパウロの後を継いで教会の指導者となろうと決意したところを想像してみました。彼を呼びに来たナザリウスはペテロの従者で、クオヴァディスにも登場した人物です。白状いたしますが、クオヴォディスは自分の最も尊敬する物語であります。
第19話 ルカへの応援コメント
医者のルカ、パウロの傷の手当てをしてくれたのですね。
ありがとうございます。(私がお礼を言ってしまう)笑
四福音書の中で病についての記述が多いのは、やはりルカだと思います。
医学の知識もありましたが、きっと医師としての使命感ありきで人を見ていたのだと感じました。
そうなんですね。ルカはイエスの母親マリヤの証言に震えた事でしょう。
エリサベツが妊娠中、マリヤの半年遅れで妊娠し、ヨハネがお腹の中で動いた。
二人はヨハネが喜んでいると解釈した記述があったような……。
それゆえに、お互い息子を亡くした悲しみを分かちあえたのかなと思いました。
今回もルカを通して、神の子イエスへの篤い信仰を示した人たちの生き方を
垣間見る事が出来ました。更新ありがとうございました。(*´∇`*)
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
ルカは「テオピロ」あてに福音書と使徒行伝を書き送っており、解説書などを見ると、それらの記事を書くための費用を出したのがローマの高官であったテオピロだった、とされています。ただ、使徒ではなかったルカの執筆したものが新約聖書に加えられているのは使徒的権威の裏付けがあったからとも言われており、パウロの主治医とも言われているルカのことですからきっと執筆にあたってもパウロとは無関係に行われたとは思えないわけです。もちろん、出会いや入信の経過も含めて、すべて想像ですが。ただ、少なくとも取材をしながらルカ自身が確信を深めていったというのは間違いないだろう、と思っています。
編集済
第18話 マルコへの応援コメント
マタイから続いてマルコですか、更新ありがとうございます。
けれど、一番苦しい思いをしていた時のマルコですね。
自分のことで従兄弟のバルナバとパウロが、なぜあそこまで喧嘩したのだろうと辛く思ったに違いありません。
マルコに、クリスチャンとして今するべきことを教えたペテロも登場して
興味深く拝読致しました。
パウロの熱心な思いと行動力が目立ち、マルコはあまり注目されない「使徒活動」ですが、十森様の手にかっかって、マルコの性格の良さを思い起こす事が出来ました。
バルナバの正当な怒りを目の当たりにする事で本当に大切な事を自己吟味出来る時間が取れたマルコ、良かったです。(*´∇`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます。マルコはこの時にパウロに見放されたように書かれていますが、のちに、彼は私の役に立つ者です、とテモテに書き送っています。一説には、ゲツセマネの園で裸になって逃げ出した青年がマルコだったとも言われていますが、そんな彼がぐっと深められ、変えられていったのはこのあたりのエピソードからではないかと想像しました。もしかしたら、パウロもどこかでそうなることを期待して、あえて切ったのかもしれません。本作のラストでペテロの教えを振り返ってみようと考えるマルコが、それを記録としてまとめたものがマルコの福音書だった、なんて妄想しています。
第5話 サムエルとナタンへの応援コメント
書く、記すという行為の貴重さがよく伝わります。
次の世代に書き残すということは、次の世に知と命を託すことでしょう。
書くものの、重みを考えてしまいます。
作者からの返信
ナタンという人がサムエルの弟子だったとはどこにも書かれていませんが、後年彼がダビデ王朝を支える柱石になっていったことと、ダビデに油を注いだサムエルの親心を考えると、両者がこのような形でつながっていても不思議ではないかな、と思いました。
第1話 メトシェラとノアへの応援コメント
はじめまして、水ぎわと申します。
星都ハナスさんのエッセイからお邪魔いたしました。
……何と言いますか。
よほど旧約の知識がないと書けない物語ですね。
しかもどんどん更新しておられる。
はい。あとをついていかせてください。
よろしくお願いいたします。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。よろしくお願いします。
第17話 マタイへの応援コメント
ナタナエル、アンデレ、そしてレビの特徴が見事に書かれていますね。
先生がレビを選んだ理由が分かるエピソードですね。
色んな所からまた職業が違う人たちを集めて弟子にした事、再確認しました。
バラバラの考え方ですもの、何度も争ったのも納得できます。
マタイさん、大丈夫だったかしら?船酔いかわいそうです。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます
旧約篇を一旦置いて、新約篇にとりかかってみたのですが、
新約聖書の執筆者というのは意外と難しいということが分かりました。
パウロさんを除いて、あまり言行についての記載がなく、彼ら独自の言葉も
ほとんどありませんので、ヒントが少なすぎて。
でも、そんな名もなき人々が選ばれているところに、キリストの目線の温かさを感じます。
第16話 ネヘミヤへの応援コメント
ネヘミヤ、いいですね
これほど祖国を思っていたとは。
アルタクセルクセス王の信頼を勝ち得て、城壁の再建に尽力しますね。
民を一つにまとめ、敵の攻撃に臆する事なく勇気を示したネヘミヤ。
正直続きが気になります。
エステルとモルデカイの名前に興奮しました。(๑>◡<๑)
作者からの返信
コメントありがとうございます。実はこれまで、ネヘミヤという人にそんなに関心を持ってはいなかったのですが、彼の生きた舞台を考えていくと、エズラ記・ネヘミヤ記・エステル記あたりは同じアケメネス朝ペルシャのシュシャンを出発点とした物語で、それぞれ名のある人々だから、互いのことを知っていただろうというところが背景になりました。ペルシャ帝国の王都で生まれ育ち、王の献酌官にまでなったネヘミヤが、故郷とはいえ、その地を捨てて見たこともない辺境の地に赴くというのは相当な覚悟がいっただろう、と思いました。すると、彼の姿にイエス様の思いが重なったような気がして、書いていて、ずいぶんイメージが変わりました。
第14話 アサフへの応援コメント
アサフが歌うたい、シンバルの演奏者だということは記憶にありましたが、任命された時の気持ちは複雑だったのですね。
契約の箱がダビデの都市に運ばれた時の、ダビデに対する冷静な見方がアサフらしいなと思いました。
アサフが書いたとされる詩編の中で「私にとって神に近づくのは良い事だ!」という言葉が好きです。
ダビデの無邪気な姿を見て、そう思ってくれたら嬉しいです。笑。
レビ人の信仰心、喜びが伝わってきました。
いつも良いお話、ありがとうございます。ペコリ
作者からの返信
アサフは、聖書の中で執筆した分量の割には、その人物像は謎です。代々賛美の奉仕の責任者となっていく家系の祖であるだけに、賛美の本質をきちんと踏まえていたというところにこだわりたいと思いました。実際、かなり信仰的に真面目な人だった、という解説がいくつかの文献にも出ていますし。実は、自身の姿を少し重ねてイメージしました。
コメントありがとうございました。
第13話 ソロモンへの応援コメント
ソロモンの心を思って涙したアヒヤ……預言者と王の関係が記されていて感慨深いものがありました。
ソロモンがたくさんの妻とそばめを持った理由も、ソロモンらしいです。
「ソロモンの歌」と「箴言」も感じられ、ソロモンが愛と知恵の人だと思い起こしました。
聖書をまた読みたくなりました。
いつも楽しみにしております。(*^^*)
作者からの返信
ありがとうございます。ソロモンの著作は雅歌→箴言→伝道者、という順番だと思いますが。聖書の中でも最も深く、哲学的な書のひとつが伝道者の書だと思いますが、彼が単に欲にからめとられていただけなら、これは書けなかったでしょう。罪の生活にのめりこんでいる自身の姿を、奪われないままの知恵を持って見つめていた苦悩が、晩年の彼を深い思索に導いたのではないかと思われます。
第12話 ダビデへの応援コメント
ダビデ来ましたー!(*≧∀≦*)
老人からキノールを教えてもらい、才能を開花させて、
その形見でサウル王の心をいつか癒すのですね。
老人の死はダビデの胸に痛みを……だからダビデの奏は切ないのですね。
すいません、妄想しました。更新ありがとうございます。(^^)
作者からの返信
コメントありがとうございます。本音を言うと、ダビデを取り上げるには少々の勇気がいりました。いい加減なものを書くと星都さんに叱られるかも、と思ったからです。でも、想像通りの第一声(?)をいただけて、ほっとしました。聖書記者を取り上げるのに、詩篇の大部分を書いたダビデを外すわけにはいきません。単なる羊飼いの少年に過ぎなかった彼が、どこで歌うことを学んだのだろう、それに、サウル王を癒したという竪琴をどこで手に入れたのだろう、というところから空想してみました。母の影響だったという説が多いようですが、せっかく小説にするのだからと、全く架空の人物を登場させてみました。言うまでもなく、老人を襲った獣を倒した石投げは、後のゴリアテ戦につながっていきます。……以外と、こんな感じだったんじゃないだろうか、と自分では勝手に想像しています。
第11話 エゼキエルへの応援コメント
エゼキエルとエレミヤの共演、いいですね。
涙の預言者エレミヤの励ましは、エゼキエルを強めた事でしょう。
この二人への神の命令は厳しすぎですね。
従順なエゼキエルの心の内、見事に書かれています。
感動しました。是非、十森様の手でエゼキエル哀歌を。
作者からの返信
コメントありがとうございます。いつも、励まされています。
エゼキエル書は大き過ぎるテーマですが、それでもエゼキエル自身が生身の人間であるということをイメージ出来たら、少し見え方も変わるのかも、と思ったり。
第9話 イザヤへの応援コメント
イザヤの「私がここにいます。私をお遣わし下さい!」この言葉が聞こえて来ました。
預言者イザヤをマヘルは尊敬しているのでしょうね。場面も良かったです。
イザヤの熱意ある生き方が、焚き火によって象徴されている気がしました。
いつも素敵な作品をありがとうございます。
作者からの返信
イザヤがウジヤ王のいとこだったというのは伝説にしか過ぎませんが、預言者として王の近くにいて、発言力があったことは確かなようです。3代に仕え、神様からズレていくイスラエルを見つづけることは決して心地好いことではなかったと思いますが、、同時に回復の預言もしています。大預言者の胸のうち、なんて想像してみたのですが。
第7話 バルクへの応援コメント
エレミヤ大好きです。
その書記官バルクとの信頼関係も……。
バルクについては、彼「大いなる事を求めた」
くらいしか記憶にありませんが、
十森様の手にかかると、記す人が感情を表し、
意志を貫く魅力的な人になるので、さすがですね。
この頃の時代背景の残酷さに涙しますね。
次は誰かしら?楽しみ♡です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。エレミヤはエジプトで殉教した、というのが伝説ですが、真偽はどうであったにせよ、彼に彼自身の預言のことばを残すゆとりはなかったはずです。だとすれば、後に旧約聖書の一部となるエレミヤの預言を、誰かが、バビロニア帝国に蹂躙される戦乱の中で、それこそ命懸けで守ったのは確かだと思います。口述筆記によって書いたものをエホヤキン王に焼かれたときに、どれほど悔しかっただろうか。それでも、もう一度巻物を用意し、書き記したという情熱を思う時に、それらを守り、残してくれた彼らの働きがあったからこその聖書なのだと思うと、なんだか胸が熱くなります。
第5話 サムエルとナタンへの応援コメント
とても興奮して拝読しました。
フィクションとノンフィクションが見事に混ざり、本当に聖書の記述を読んでいるようでした。
エリに育てられたサムエルを思い出し、胸が痛くなり、ダビデのサムエルを思う気持ちが伝わり、ホロッとしました。ダビデが大好きな私にはたまらないお話です。更新ありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます。星都ハナスさんのダビデ愛が伝わって来るようです。
第3話 ヨブへの応援コメント
まるでヨブ記43章や、44章を読んでる気が致しました。想像力が豊かですね。面白いです。
エリフがヨブの娘と婚約していた……本当にそうだったのかもと思いました。笑。
ヨブは試練を忍耐したあと、神の祝福を得て、落ち着いたよりも、このお話のように旅に出た方がヨブらしいかと思いました。
次は誰かしら?楽しみです。
作者からの返信
ありがとうございます。見舞いに来た友人は3人だったはずなのに、突然あらわれ、その台詞の途中から突然神様の言葉がはじまる、という大変興味深い人物がエリフでした。あくまでも想像の物語ですが、色々と調べながら考えていると面白いですね。今後ともよろしくお願いします。
第6話 ヨナへの応援コメント
ヨナの話が好きです。
なのでどんな解釈がされるのかと思っていましたが……すごい。感動しました。すごく地に足がついていて、好きです。
作者からの返信
返信遅くなりました。コメントありがとうございます。
ヨナは、絵本などでも逃げ出すシーンが強調されたりして、
イケてない預言者というイメージが持たれがちですが12万人もの人間がわずか数日で悔い改めたのですから、その預言者としての実力も、半端ではないと思います。ナアマとセブルとの絡みは創作ですが、ヨナ書の伝えたいこと、はこういうことなのではないかな、と思うのです。