爆裂鞭

「ざっけるな!」

地面を舐めてた男が立ちあがった。

「お前、生きて帰れると思う パシン!「五月蝿い。」

「アァ「悲鳴が逐一汚い五月蝿い死ね。」


五月蝿い盗賊を何度か打ち据える。

皮膚の裂ける良い音がする。



「おおおおおおおおぉおぉぉぉぉぉお前!」

そう言って鞭の射程から離れた。

「死ね!」

指先から火の玉を出した。

こちらに迫る。

パシン!

炎なんて鞭で掻き消せる。


「…………ァァ?」

「お前、俺に汚い花火を見せるってどういう事だ?」

「   」

「せめて私の鞭遊びの玩具になれ!」



バン!




音速の鞭を何度も叩き付け、聞こえる音が一つに聞こえる。





「快・感」






この音が良い。

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流石のドSサディスト様は女神がくれると言った異世界チートを蹴って女神をふん縛って異世界に来てしまいました。 黒銘菓短編集32弾 黒銘菓(クロメイカ/kuromeika) @kuromeika

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