陽子、のなかで一番「よーこ」という表記が似合う主人公。童話のような不思議な世界観の作品に、きっと引き込まれます。気がついたらもう一度読みたくなる、そんな素敵な物語です。
こんにちは、かいるです。一年くらい休んでたので、その間にカクヨムがめちゃめちゃ進化してたらどうしようと思ってたんですがあんまり変わってなかった。
海から来た陽子はまるで人魚姫のよう。「白いワンピース」でちひろさんの絵が思い浮かびました。優しい筆致の中にも、自然と人との相容れない距離が巧みに描き出され物語に引き込まれます。絵本にして欲しい名作。
これは万人受けするタイプのストーリーだと思いますので、是非読んでみて頂きたいなあ。かわいくて切なくて、全編を包むのは「優しさ」です。
短編というのは、短い文章でどれだけ読む人に伝えられるか、という難しさがあります。冗長になってはいけないし、短すぎても足りなくなる。このお話は、その辺りの塩梅が素晴らしい。海で出会った陽子と海斗…続きを読む
とても可愛らしい文章で語られる、若い男女のラブストーリー。冒頭から強烈なジャブを読者に放ち、徐々に明かされる世界観に釘付けにされます。海と陸の境目はどこにでもありますが、二つの世界の境界線は、国…続きを読む
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