第3話 屋敷での暮らしⅡ

私は客間でじっとしていると晃が私の元へ歩いて

来るとこう言ってくる。


「小鳥、穿いているパンツをくれないか?」


「嫌ですっ、あげません!」


「そこをなんとか頼むよ」


「恋人でもダメなものはダメです!」


「何でくれないんだぁぁぁぁぁっ」


「もうっ、どうしていきなりそういう事を言うの?」


「小鳥の下着姿を見ていたら、小鳥が穿いているパンツが欲しくなった」


「男性って本当にエッチね」


「しょうがないじゃないか、男性はそういう生き物だ」


「まぁ、それもそうね………………」


私は穿いているパンツを晃にあげるかどうかを悩んでいる。


どうしようかなぁ………………。


悩んだ末に私が出した結論は………………。


「私が穿いているパンツをあげたら、何かしてくれるの?」


「特に何もない」


「じゃあ、穿いているパンツをあげる事は出来ないね」


「そ、そんなぁ…………」


晃は相当ショックを受けているようだった。


そんなに私が穿いているパンツが欲しいのかな。


どっちにしてもパンツはこれしかないのであげちゃうと

大変な事になってしまう。


結局、その後、私は晃に大切にされて過ごしています。


もちろん恋人として大切にしてもらっています。


それに恋人だからしっかりとデートもしているのです。


デート先でも優しくしてくれてとても嬉しかったです。


なんだかんだ言っても雨のおかげでこんな素敵な人と出会えたのは

本当に幸運でした。


神様に感謝しないといけないですよね。


響晃という人に出会えた事に感謝している私がいます。


これからも晃とは末永く大切にしてもらっていくつもりです。


毎日が楽しい日々で私は嬉しい限りでした。

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貴方、私の事は大切にしてね 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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