賢者の視点
「やっと反省をしたニャ。」
賢者は水晶で会議を覗いていた。
「馬鹿ニャ。
それだけ話せるなら最初からすればよかったニャ。
ニャーもこんな事しなくて良かったニャ。」
戦争早期終結の為の共通の敵。
賢者は自分から悪者になった。
「本当に、あぁやって出来れば理想郷ニャ。」
水晶で別の映像を見る。
そこには人と魔人が仲良く暮らしていた。
先兵達に攫わせた人々はちゃんとした寝床+食事+遊び場の有る世界で平和なスローライフをして貰っておいたニャ。
「見て!あの犬さんもふもふ」
「おっさん、良い腕してんな。が、王手だ。」
「いやいやいや、ビジネスモデルとしてのダンジョン経営の有り様は……」
「魔界と人間界のコラボメニューですぞ!どんなグルメもイチコロですぞ。」
「ここは間を取って怪盗VS悪役令嬢の劇にしたら?
悪役令嬢が頭脳明晰なら無理は無いわよ。」
「矢張り、タイムスリップの方法はスタイリッシュさが無いとっ。
婚約破棄のショックで布団を被っていたらいつの間にか……では」
「妖怪系は未だ出てないんだ……今月又課金を……」
「よせ!その先は重課金だ!」
異世界一のヴィランは×魔王×勇者×王様○賢者 悪役令嬢スローライフもふもふダンジョン経営婚約破棄タイムスリップ重課金おっさん妖怪異世界賢者スタイリッシュ怪盗グルメを添えて 黒銘菓短編集7弾 黒銘菓(クロメイカ/kuromeika) @kuromeika
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