美しい文章は、桜舞う川の流れのように心に浸透していきます。

桜の花びらが舞う春、気弱な少年は無表情で感情のない少女と出逢う。

丁寧に描かれた情景描写は、まるで映像のように目に浮かびます。

――果たして、少女は失った心を取り戻すことができるのか。

気弱な少年と心を失った少女が、冒険を通じて少しずつ成長していく物語。

作者様の繊細で美しい世界観。
情緒豊かで優しい文章は、桜舞う川の流れのように心に浸透していきます。

切々と綴られた感情、主人公の心理描写に思わず感情移入し胸が締め付けられる想いも……。

まだ読書途中ではありますが、続きが気になる作品です。


(第59の扉 弱虫の鎖 拝読後のレビュー)

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