3話天女麗華
文香「…そうですか。ならこちらに来てください。」
私が連れられてきたのは、すごく大きい図書館だった。少し暗いけど、適度にロウソクがあり本は読めるだろう。2階もあり、2階の真ん中には歪みがある。
ももか「わぁ〜。すごく大きいですね!」
文香「ええ。」
文香さんはそう言うと、階段を上って
文香「ここに入りますよ。」
と言った。
ももか「え?ここって入れるんですか?なんか痛そうなんですけど…」
文香「ここに入って麗華のところに行くのです。」
ももか「は、はーい。」
私は嫌々ながら、その歪みに入った。触れても全く痛みはなく、気がつくと…
ももか「綺麗な桜…」
桜の綺麗な庭に来ていた。
文香「昔は満開でした。でも今は…あまり咲いていませんね…」
文香さんはすごく…寂しそうな顔をしていた。
そのような会話をしていると…
桜がひらひらと舞う。前が見えないほどに。でもそれは数秒だった。気がつくと…
???「こんにちは。ももか様。そして…いて座、トパーズを持つ夢想郷では必要不可欠な存在。」
すごく綺麗な、桜色の髪の少女。
ももか「あなたは…誰ですか?」
麗華「私は…ここの天女、麗華でございます。」
この子が…麗華…
12星座,誕生石神話 ちょこみんと。もも @Motitukimomoka
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