2話夢想郷の秘密

ももか「なんのつもりですか?文香さん。」

文香「貴方は…本物のようですね。」

ももか「本物とは?」

文香「昔…星座のことを知っている人が外の世界から来ました。500年くらい前でしょうか。この世界は、星座を大事にしているのです。12星座が1人も居なくなると、バランスを崩します。だから、ここに12星座が来ると、大騒ぎだったのです。」

ももか「…」

文香「でも…その人が来ても、戻らなかったのです。そうです。その人は、最初から嘘をついていたのです。メイドから嘘だと言われ、ここの秩序を守る、天女と言われている人間、靈夢が、そいつを止めました。だけどあいつは、12星座に負けないほどの力を持っていた。だから…その12代目は死んだ。今は、13代目、麗華がやっています。…わかりました?」

ももか「ちょっと待ってください!?12代目が死んだのが500年前なら、なんで13代目が生きてるんです!?人間ですよね!?」

文香「見つからなかったんですよ。天女が。だから、15年前まではもっと凄かったです。」

ももか「そうなん…ですか。」

文香「でもなんで、あなたはなんの12星座なんです?」

ももか「いやいや、私は、12星座じゃないですよ!?」

文香「でも、普通の人間なら死ぬほどやばくなる殺気を出しましたよ。貴方は完璧に12星座です。」

ももか「そうなん…ですか…」

文香「救ってくれますか?夢想郷を。」

ももか「…」

私は、少し迷ってから。

ももか「分かり…ました。」

そう、言葉を放ったのであった。

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