第3話 猫の夜への応援コメント
>猫に変身していると、そんなものが気になって仕方ない。
猫の気持ちになって小説が書けるのは、動物学専攻の作者様の面目躍如といったところでしょうか。
猫しか出てこない(主人公も猫状態なので猫にカウント)エピソードでしたが、これが専門家による描写なのかと思うと、なかなか読み応えがありました。
個人的には、この先も「専門家ならでは」の具体的な描写・表現がたくさんあったらいいなあ、と思います。
作者からの返信
嬉しいコメントをありがとうございます!
勿体ないお言葉過ぎて、ちょっと面映ゆいくらいです。
専門家などと呼べるような大した身分ではありませんが、これからもひとりの猫好きとして、猫の描写にはこだわっていきたいと思います。
第2話 新生活!への応援コメント
正体を隠さなければならない主人公というのは、なんだかダークヒーローっぽくて、かっこいいですね!
「秘密にしないと」というのがあるからこそ、先輩魔女との邂逅の場面だけでも、ワクワクします。魔女だと告げる前に、まず『地図の紙がほのかに青白い燐光を発する』で示す、みたいな部分で。
また、新天地での新生活から始まる物語というのは、主人公にとっての「新しい!」が溢れているのでしょうから、読者に対して作品舞台を説明しやすい、うまい構成だと思いました。
異世界ファンタジーを書いていると、「その世界においては説明不要の当たり前のこと」だけど「現実世界の読者に対しては説明必須のこと」が結構出てきて、扱いに苦労することもあるので、つい、そう思ってしまいました。
あと、「猫が忌み嫌われ、迫害される」という設定の割には、猫に好意的な登場人物が多いようで(そういう人が多い場所が作品舞台になっているようで)「やさしい世界観なのだな」と感じました。序盤で作品傾向を示すのって、大切だけど意外と難しいとも思うので、うまいなあ、と。
作者からの返信
第2話へのコメントまで!
ありがとうございます。
ダークヒーローですか笑。確かにそうかもしれませんね。シルヴェスには似合いませんけど笑。
なるほど。新生活から始めるのは、そういうメリットもありますね。恥ずかしながら、意識していませんでした。ただ、新生活のワクワク感を共有して頂けたなら、私としては嬉しい限りです。
それから、第2話が優しい世界観なのは……第3話で描く迫害とのギャップを強調するためです……(小声)。
第1話 プロローグへの応援コメント
>「この国では、猫は魔女の使いとして、忌み嫌われ、迫害されています。そんな猫たちの復権のため、まずは猫と気軽に触れ合うことのできる猫カフェを開いて、猫のイメージを変えようと考えたんです」
このセリフに、作者の個性が強く反映されているのだろう、と想像しました。
作者が強く訴えたいものがあるからこそ書いているという作品、私は好きです。
また「猫が嫌われる」というと。
今では不吉と言われる黒猫も、もともと日本では魔除けや幸運の象徴だったのですよね。「黒猫=不吉」というのは、欧米から入ってきた考え方のはず。
そんなことを思い出し、この「猫が嫌われる」という設定だけでも(特に『猫は魔女の使いとして、忌み嫌われ』というあたりで)、うまく西洋風ファンタジーの雰囲気を醸し出している、と感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。おっしゃる通り、この作品を書き始めるきっかけとなったアイデアは、このセリフに込められています。
というのも、動物の研究の中で、野生動物(猫ではありませんが)と、人間の軋轢を目にする機会があり、それがこの小説の構想のもとになったからです。
鳥川さんの作品も、また読ませて頂きます。企画参加作品が増えてきたので、少し遅くなるかもしれませんが。
第3話 猫の夜への応援コメント
企画から来ました蒼弐彩です。
なんかふわふわの裏に不穏な物を感じ取れる気がするのは私だけでしょうか。
それはともかく、最初タイトルで最近ありそうな話だなと思ってしまったのですが、
読んでみて思いました。
偏見を持ってごめんなさい!!
続きが気になるほど、今すぐ読みたいほど面白いです。
そして、アーサーさんの男前加減が凄く良い。かっこかわいい。
作者からの返信
3話目にまで!
おお、不穏さを感じ取って頂けましたか! 嬉しいです。
アーサー、結構人気あるんですよね笑。これからのシルヴェスとの絡みを楽しんで頂けると幸いです。
蒼弐彩さんの企画参加作品も読ませて頂きます。参加者が多くなってきているので、ちょっと遅くなってしまったらすみません。