終始おバカ&ナンセンスなのに、なぜかほっこりする話

これはある意味、異世界じゃないと成立しないおバカ&ナンセンスです。

終始、ドラゴンのアレの話しかしていないのに、
なぜかヒヤヒヤさせられ、
偉い人たちのクソ真面目なおバカ会議(褒め言葉)は踊り、

そんな彼らの頭上ではドラゴンがマイペースに「何か」を催し、
唐突な緊急事態になすすべなく見守る他ない人々——

緊張と緩和のバランスが取れた脱力系ファンタジーには、
どうやら行間の外に堂々巡りの続きがあるようで、
読み終わった後も、妙にニヤニヤしてしまいます。

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