神から運命を奪い取れ!

作者 aoiaoi

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★★★ Excellent!!!

「君は今日、命を落とす」
 運命を変える為には、運命すら変えられるような、いつもの自分が『絶対』にしないこと――自ら崖に落ちる、という条件。
 それを『悪魔』と名乗るヤツから提案されたら、あなたは信じられるでしょうか?
 しかも「助けられる時間が限られている」状況で!

 これは、究極の状態で選択を迫られた女の子の話。
 ハラハラしつつ、力強く突き進む主人公の姿に、きっと最後までぶっ通しで読んでしまうことでしょう!

★★★ Excellent!!!

神のノートで、明日自分が死ぬことが決められていたとしたら──?

十代の眩い夏を謳歌する女子高生あかりは、寝つけない真夜中に鏡の中に現れた男に「君は明日死ぬことになっている」と告げられます。

突然現れた「悪魔」にそんな言葉を突きつけられ、あかりは思わず彼を追い返してしまいますが、翌日彼女は本当に何度も命の危機に遭う羽目に──

自分は騙されているのか?
騙そうとしているのは神か、悪魔か?

最後までハラハラドキドキ、けれども最後は爽やかな読後感に浸れる素敵な物語です。

★★★ Excellent!!!

ある日の深夜、不思議な青年から「君は今日命を落とす」と、不吉な予言をされた主人公。

その青年は悪魔だった……。
悪魔の言葉を信じ、闇に葬られてしまうのか。

たとえそれが罠だったとしても……。
自分の運命を奪い返すために、少女は立ち上がる。

過酷な運命なんかに負けない強い意思で、主人公は運命をぬりかえる。

自分の運命を変えた主人公は、これから先どんな試練や苦難も乗り越えられるだろう。

今を生きる若者達へ、作者様の伝えたいメッセージ。

――君の運命は、君が創るのだから。

★★★ Excellent!!!


 神、悪魔、そういった肩書きに囚われず、一度信頼した相手を信じて主人公は行動した。

 信頼は、経験で生じる。主人公に誠実に接した者が信頼される。
 そして主人公は信頼していたからこそ運命を変えるための行動を起こせた。

 「ただじっと震えていては、運命は変えられない。」
 作中の台詞ですが、そうは言っても、運命を変えるためにどう行動したらいいのか判らない。

 この作品ではその指針を告げた者は主人公から頼られ、それに応えて信頼を得ていた。主人公の死をも恐れぬ行動力もたいしたものですが、信頼させ得た者があってこその行動力。
 この作品の陰の主人公は明らかに信頼を得た者です。

 世界・社会が個人を抑圧し、個の死へいたらせようとする現実社会でも、信頼しうる人を手に入れられたら、もしくは我々一人一人が信頼される者になれれば、誰かの「死」を防げるのではないか?

 誰かのために、自分自身のために、信頼は運命を変える希望に繋がるのではないかとこの作品は感じさせてくれます

 そんな寓話のような空気も感じさせてくれる作品でした。

★★★ Excellent!!!

普通の生活を送っていた女子高生のあかり。これから先もおばあちゃんになるまで、平凡な人生を送るだろうと、大抵は思います。ところが、突然「あなたは今日でその命を落とします」などと言われたら、いったいどうするでしょうか。
スピード感溢れるストーリー、そして驚くべきラスト。神とは? 悪魔とは? 誰を信じていいのか。あかりの決断に拍手喝采です。
道に迷ったとき、この物語をぜひご覧ください。どうすべきなのかを教えてくれます。