第21話 ビターエンドと死に至る病への応援コメント
わーい、ひょんな私のお便りに返信して頂いてありがとうございます!!
ビターの解釈が人によって違うので難しかったと思います。それでも書いて下さるとは嬉しいです。
ハガレンは確かに……。ただ主要人物の喪失が少なかったのでビター感は薄かったですよね。DTBはかなり昔に見たのでうろ覚えですがアンバーが……という印象です。あれも悲しかった。
わたしを離さないで、は個人的にビターだと思ったんですけどね。あとアヒルと鴨のコインロッカーもですかね。読書量が少ないので名作だ、と胸を張って言えるのが無いのが残念です。
ひとまずトマス・H・クックをチェックしてみたいと思います。それから紹介頂いた他の作品も……。これらの作品はどれだけビターなんだろう。楽しみです。今の積読が片付いてからですけれども。笑
作者からの返信
コメントありがとうございます。
カズオ・イシグロも好きなんですけど、『わたしを離さないで』は読んだのがかなり前なのでいまいち印象が思い出せなかったのですよね。
クックは後年になってけっこう救いがある話を書いてるんですよね。記憶4部作(こう呼んでるのは日本だけなのですが)のあと、『心の砕ける音』以降からその傾向が顕著になってくる。限りなくバッドエンドに近いビターエンドから、普通のビターエンドになったという感じですね。
第19話 長編の構想への応援コメント
天使の羽にさよなら、と幽閉世界のホワイトアウトですかねぇ。手抜き料理とはなんとも控えめな自己評価ですが、記憶と体験を元にしたものは興味ありますねぇ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
天羽は最近ちょうどプロットを完成させたところなんですよね(これを書いた時点ではまだ中盤の展開がふわっとしてました)。なので、この中でも優先順位は比較的高い。できれば形にしたいと思っています。実体験要素は薄いですけどね。夢を持てなかったってところと、ヒロインとの関係くらいですかね。
幽閉世界は、テンプレをおちょくった内容なので、食いつく人がいるとは思いませんでした。
第8話 書くために生きる、生きるために書くへの応援コメント
小説を書く理由。
何でしょうねぇ。やっぱり自分がすっきりするからでしょうか。一番の読者は自分だと思っているので、自分が好きな物語を書いているつもりです。自己満足が一番なのかな。
そんな作品が面白かったって。良いです。なんて言われたら本当に嬉しいですからね。そんなボーナスも欲しがる自分もいますね。
でも結局それも自分のためですよね笑
作者からの返信
コメントありがとうございます。
究極的にはそうなりますよね。
わたしも基本的に自分が読みたいものを書いてきたんですけど、読者を意識することで新しいものが生まれることも多いんですよね。そうした、すり合わせも創作の醍醐味だったり。まあ、それでも、わたしの場合、だいぶ我を通してしまう部類なのでしょうけど。
第19話 長編の構想への応援コメント
圧倒的に葉月くんです!
しかし、私は登場人物と役割と最終的にどうなるかだけ決めて書き始めることばっかだから、ここまで書き始める前に考えてあるのってすごいと思います。尊敬を超えて畏怖します。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
葉月くんかあ。やっぱり、明るい雰囲気の話がいいんでしょうか(考えてみたら、他のは全部暗いですもんね)。明るい話って嫌いじゃないんですけど、王道に挑まなければならない難しさがあります。葉月くんは珍しくその王道の部分できちんと戦略が立っている話……のはずなんですが、本当にロジックが複雑すぎて理解できない……
>>ここまで書き始める前に考えてあるのってすごいと思います。
実際に書かないと意味ないですからねえ。今回は勢いで手持ちの構想を片っ端から晒しましたけど、しっかり考えてあるように見せかけて中身すかすかのものも少なくないですし。
第14話 貧者の創作への応援コメント
初めまして、DOIと申します。ミステリ解析の記事への応援、ありがとうございました。
エッセーの方も飛び飛びではありますが、読ませていただいています。
お疲れさまです。
お節介かもですが、戸松さんは頑張りすぎじゃないでしょうか?
肩の力を抜いて、たとえば3年ぐらい創作を休んでも、意外と文章技術は落ちなかったりします。
戸松さんはジム・トンプソンやエルロイ、マーガレット・ミラーなどの名前を挙げられていたので、それならリチャード・ニーリィも気に入りそうだなと思いました(既読or趣味に合わなければスミマセン。「殺人症候群」は「内なる殺人者」に似ている気もするし、「心ひき裂かれて」は「狙った獣」やロス・マクドナルドの「さむけ」に似ている気がする)。
あとは、マイナー本ですがコリン・ウィルソンの「殺人者」とか。下着ドロのド変態が破滅する話ですw 性的な描写はあるので注意は必要かもですけど、完成度は高いかなと。
布教のたぐいではないので、軽くスルーしてくださいw
長文コメントを返すのが苦手、と書いていらっしゃったので、コメントもスルーで大丈夫ですよん。
ではでは!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ここで書くことじゃないことかもしれませんが、「犬のお告げ」と「赤毛連盟」の解析はおもしろかったです。
頑張りすぎ、なんですかねえ。別にブランクができること自体はいいんですけど、ここまで創作から心が離れることっていままでなかったので戸惑っていたんです。いまはもうそれもあんまりなくて落ち着いてますけど。無理をせず書きたくなったらまた書こうと思っています。
ニーリィ。読んだことないんですよね。心に留めておきます。ウィルソンも興味はあるものの読めてないです。
第8話 書くために生きる、生きるために書くへの応援コメント
コメントでこんなこと書くのはどうかと思いましたが、読ませていただいているので、私の今の考えを書かせてもらおうと思いました。
わかりません――と。
『何のために』という目的のようなものは、有って無い事かもしれませんし、その時々で変化しているのかもしれません。色んなことがある中で、優劣が付けられないのかもしれません。
ただ、それでも一つ上げるとすれば……。
それは、私の為です。
ただ、強欲な沼の住人である私は望みます。たくさんの人に、物語を読んでもらいたい。物語に生きてほしい。物語に成長してほしいと。
でも、それも結局私の為かな?
いつか、私以外の誰かの何かに触れるような。そんな物語りをかけるように。
沼の中で、私は私の為に書いているような気がします。
でも、本当は分かっていないのかもしれません。
そして、私はこうも思います。
目的が無くても、いいじゃないかと。
また、色々と考える機会を頂いたので今の気持ちを記します。
書けない時があってもいいんじゃないかと。
何も思い浮かばなくてもいいんじゃないかと。
その時が来れば、書けるかもしれない。いつか書く目的が言えるかもしれない。
ひょっとすると、もう書かないのかもしれない。
それでも、考えることができるのであれば、私は妄想だけはしていこうかな。
私はそう考えました。
すみません。私の為のコメントですね……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
>たくさんの人に、物語を読んでもらいたい。
>いつか、私以外の誰かの何かに触れるような。そんな物語りをかけるように。
そうですよね。創作をはじめた理由が何であれ、書き手なら誰もが望むことだと思います。
>書けない時があってもいいんじゃないかと。
>何も思い浮かばなくてもいいんじゃないかと。
わたしの場合、元々、浮き沈みが激しい方なので、書けないときはいくらでもあった……というか書けるときの方が異常だったんですが、「書きたい」という欲求は常にありました。ただ、それが1年前からずっと揺らいでる。
書きたいと思える自分に戻りたい。そう願っていたのは最初の数ヶ月だけで、最近はもう書けなくてもいいんじゃないかと思うようになってます。
でも、だからって他に生きがいがあるわけでもないんですよね。だから、こんなエッセイを書いている。これが創作の代わりになるかはわかりませんけど、とりあえずもうしばらくは続けるつもりです。
第3話 どうしても語っておかなくてはならない面倒な話への応援コメント
キリスト教は、もともとユダヤ教の矛盾に、愛をもって立ち向かったところが当時革新的だったわけで、博愛とか、そういうのが受け継がれていったはずなのですが(苦笑)
スパイラル、懐かしいですね。漫画の方は、一時読んでました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まあ、うちは異端だったので……
第24話 オイディプスの末裔たちへの応援コメント
ハーレムものの俺TUEEEはあんまり読んだことないのですが、結構好きだったりします。「ワンパンマン」とか「モブサイコ100」とかどっちもONEさんの作品だな……笑
圧倒的強さを誇る主人公が好きなのかもしれません。ヘルシングのアーカードとか。戦いに苦労しない圧倒的能力は惹かれてしまいます。でも、ハーレム云々になってくるとちょっと趣味から外れてきますね……。
あと、父親殺しという意味では「どろろ」「ヴィンランド・サガ」「ゴールデンカムイ」とかが思い浮かびました。全部最近のアニメの影響なのですがね。全部面白いので、挙げられた作品も見てみようかなぁ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
古典的なヒーローはむしろ俺TUEEEなのですよね。ピカレスクものもそういう傾向があります。
また、ドラマよりロジックを重んじる作品もオーバーパワーな主人公を配する傾向があると思います。代表的なのは『DEATH NOTE』でしょうか。
最近の「ハーレム」ってどうやら「誰を選ぶか?」というモラトリアムの話じゃなく、文字通り全員と付き合う話だったりするらしいので、さすがについていけないなあと思ったりします。