君はセガが産んだ3D格ゲーの名作、ファイティングバイパーズをご存知だろうか?
このゲームは体力ゲージの他に、アーマー耐久度というステータスがあり、攻撃を被弾し続けるとアーマーが割れる。
もっと端的に言うと服が脱げる。
そうなると当然被ダメが上がり、場合によっては使用不能になる技もある。
僕は子供心に、何て罪深いゲームなんだろうと思ったよ。
流石に全年齢対応のゲームだから、ヒロインは仮にアーマーが割れても致命的なことにはならないように、下半身の露出は控える調整がしてあった。
だけど実は、使うともんのすごくタイトなハイレグ下着(しかも黒である)が見えちゃう裏技までしっかり実装されていたからセガも大したものだよね。
で、このアーマーシステムだけど、実はコマンド入力で自発的に脱げるんだ。
そして脱いだラウンド中はパワーアップする。
ラウンド変わるとアーマーを失ったというハンディを背負って戦わなきゃならない双刃の剣なんだけどね。
あ、小説の内容?
まだ一章しか読めてないけど、そんな感じです。
この作品は女子高生たちが部活に励む健全な青春部活作品です。
部活動としてダンジョンに潜り、青春の汗を流す作品です。
繰り返します。青春部活作品です。タイトルのすっぽんぽんに惑わされないでください。
全部が全部すっぽんぽんではありません。ましてや作者もすっぽんぽんですらありません(オェェ)
乳揺れ、尻揺れに過度な期待をしないください。
この作品のセールスポイントは青春です。青春を楽しむ作品です!
確かに服が弾けて、ぼいん! ばいん! な瞬間を期待するのは避けられぬ人の業であり、人の欲!
タイトルに釣られるのも仕方ありません。
それは単に作者のキャッチセールスが秀逸だったからです。
けどね、エロスを求めて何が悪い! ぼいんなばいんを期待して何が悪い!
モット、モット、スッポンポンヲヨコセ!
舞台は、突如として女子高に接続されたダンジョン。
魔力を持つ者しか入れないという。
そこでの戦いも、魔力が鍵を握る。
なぜなら、魔力が切れてしまったとたん――すっぽんぽんになってしまうのだから。
晴れて琵琶湖女子高等学校に入学した相田千里。
彼女の秘めたる能力を引き出してくれたのは、
ダンジョンで一緒に戦う仲間たちだった。
母校、そしてお世話になった方のために、彼女たちは果敢に立ち上がる。
第一章の前半は、千里の入部やメンバー紹介など緩い展開が続くが、
いざダンジョンに入ると、手に汗を握る戦いが繰り広げられる。
主人公たちの奮闘を応援するか、
それとも魔力切れのすっぽんぽんを期待するのか!?
本作の楽しみ方は、あなた次第。
タイトルを見て『ほう、えっちですな♡』とほんのり邪な気持ちを抱いて読み始めたことを、今はとても深く反省しています。
確かに、このお話では、訳あって女の子のあーんなところやこーんなところが、すぽぽぽぽぽーんと丸出しになっちゃいます。
けれどメインはそこではない!
女の子達が力を合わせ、時にぶつかり合い、そして絆を深めていく熱い熱いアオハル部活物なのです!!
個性豊かなメンバーが織り成す人間模様、次々と起こる不測の事態、それを思わぬ機転で鮮やかに解決する様。
それを経て心身共に成長していくヒロイン達の姿を見ている内に、私の邪ハートもすっぽんぽんにされ、最後には登場人物全員を心から応援するようになっていました。
頑張る女の子に胸と目頭を熱くさせられる上に可愛いすっぽんぽんまで見られる、まさにむき出しのアオハル、皆様にも是非是非味わってほしいです!!