切なくやさしくほろ苦い、扉の向こうに見た奇跡は――

高校2年生のユウくんに恋をしている、小学4年生の藍ちゃん。歳の差7歳。妹としか見てもらえないのが少し悲しい。そんなある日、願いが叶う世界に行ける扉があるという話を聞いて――

女の子として見てもらいたくて。
なにもできない自分が悔しくて。

一途な想い。気づいたこと。ほろ苦いけれど、とてもみずみずしい。心地いい読後感が素敵な成長の物語です。ぜひ読んでみてください。

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