強くなければ何も守れない世界で……

この作品は治安維持組織「ガード」と、人類を脅かす怪物「魔獣」との戦いを描いた作品です。

長年壮絶な戦いを繰り広げてきた両者。いつ終わるとも分からない日々を過ごし、黒い陰謀が渦巻く世界。
そんな世界で、ガードのメンバーである御堂圭介は強くなりたいと願いながら、戦いの日々を送っていた。
しかし、いつしか「本当に戦い続けるしか道はないのだろうか」と、葛藤が心の中に渦巻き始める。

強くなければ何も守れない世界で、優しくありたいと願う少年。
彼らの戦いの先に広がる景色は、どんな景色をしているだろう。

描写がとにかくお上手で、頭の中でキャラクター達が躍ります。そして、心情背景も丁寧なので、彼らの声が胸に響きます。
ぜひ、多くの人に読んでいただきたい作品です!

その他のおすすめレビュー

花音さんの他のおすすめレビュー187