何書けばいいのかわからん。 人のはあまり読まないかも
磨き上げられたナイフのような、一切の無駄がない文体が印象的。特に「埃の匂い」が好きです。たった二文字なのになぜこんなにも強く、味わい深いんでしょう。青空に両手を広げた血塗れの女の姿が思い浮かぶ…続きを読む
握り締めたナイフは──時に脅しになり時に人を傷つけ時に自分を臆病にさせ時に下らない自信を与え時に破滅を呼び時に逃げる事を許さず時に孤独にさせ時に刃向かってきてそして涙で錆びていく…続きを読む
心の中のものを全部むき出しにして表現している。事象や環境は放り出して、何を感じたか、ただその一点だけを鋭く取り上げているので登場人物の感覚がリアルに伝わってくる。そのリアルさが心地よい。残…続きを読む
この詩集の主人公には、カッコ悪い自分に絶望しながら、その絶望さえも血や肉に変えてしまうようなカッコ良さがある。痛みも苦しみも、時には怒りや自身の活力に変え、ただ生きる。その熱量から目を離せるはず…続きを読む
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