【あとがき】黄昏時の恋

「黄昏日記~今、恋をしています~」を最後までお読みくださってありがとうございます。


元々、このお話を書こうと思ったのは、ふと、等身大の不格好な恋を書いてみたい、そう思ったからでした。


若い時の恋は、それだけで美しい。

それはお化粧しなくても少女のお肌が瑞々しくピカピカなのと同じです。


そして昨今では、歳を重ねられた方も、また美しい。

現実に美しく歳を重ねるということができる人達が増えました。


ドラマでも映画でも綺麗な人達が、等身大といいながらも、やっぱり見苦しくない綺麗な恋をしている姿が描かれています。


それはそうですよね。

恋は夢をみることでもありますから。

見栄えも良くないと夢を壊してしまう。


それは多分もっともで、少なくとも普通のパッとしないオバサンの恋する姿は、オジサンのそれよりも一層、みっともないと言われがちな気がします(わたしだけのひがみかしらん)


普通のパッとしないオバサン代表みたいなわたしは何だか言ってみたくなったんですね。

「オバサンが恋しちゃいけませんか?」

って。


そうして、このお話は始まりました。

やっぱり地味な話で(書き手のわたしをモロ反映^^;)でも、不思議に詩穂と慶と二人の出会いからの日々を書いていくのは、とても楽しかったです。


初めてのデートを書いて。

指輪のお話を書いて。

迷ったんだけど、5年目という現在に戻ってきた時点で一旦、まずはここで完結させることにしました。


とはいえ、思い入れのある物語であり、登場人物たちなので、「続、黄昏日記~それからの二人~」みたいな5年目以降のお話が、いつか書けたらいいなぁなんて思ったりもしています(笑)


キュンキュンする♡と言ってくださった皆さん、ありがとうございます。

わたしもまた、書いている間、詩穂と慶からキュンキュンを貰っていた気がします。


感謝と愛を込めて(ぺこり♡)


☽︎.*·̩ ͙‬つきの ☽︎.*·̩ ͙‬

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黄昏日記~今、恋をしています~ つきの @K-Tukino

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