閉じ込められたのは、いったいどこなの?

このお話しがもつ恐怖は、読んでいながら「もしも私がそこにいたらどうしようか」と想像させてくれることだと思います。

迷いこんだとあるトンネル。
意識を失い、再び目を開けると、そこはトンネルではなく見慣れない何かの施設のよう。

丁寧な描写と臨場感ある展開のおかげで、その中で起こる恐怖体験の数々が、素直に伝わってきます。

動物病院の用語も勉強になりました。
もしかしたら、このまま知ることがなかったことを学べることも、小説の醍醐味ですよね。

皆さまもぜひ、お読みになられてくださいね。