レ晴ニ夜

作者 鯰屋

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★★★ Excellent!!!

面白い、と思わされました。
少しも愉快な話ではないのに。

何処までが現実で、何処からが虚構なのか。
真実はひとつではありません。
正解も重要なことではありません。
「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」
村上春樹の「ノルウェイの森」の一節を思い出しました。
最後に信じられるのは、自分の五感を使って確かだと認めたものだけです。
体験して見てほしい。
この小説に込められた、現実と虚構、その両方を。

★★★ Excellent!!!

とんでもない力作です。ジャンルは文芸でしょうか。不思議が出なければ完全な純文学です。

とある学生の夏の一日を描いた作品です。以上。


そう、そうなんですよ、それ位やっていることは単純なんですよ。
でもそれを彩る風景描写、文章の選択、もう満点です。

情景描写は私みたいなレベルの人間でも見事に頭の中に思い浮かべることができ、圧巻の色彩を脳内に描かせてもらえます。

文章選択は本当に素晴らしく、比喩だってわかりやすいし、無駄な文章がないので本当にストレスなく読み進めることができます。(これ一番重要な部分だと個人的には思っています。)

本当に素晴らしい作品です。出会えてよかった。