またしても会話文がリアルですよ、阿瀬さん。本当はそんなことで有名になりたかったのでもオカネを得たかったのでもない、でもそれが出来ているわけやし、実際『上手くいっている』忸怩たる、という重油のような感情まみれの主人公に非常に共感しましたつうかね、わたし今日超忙しいんですが、今、全部読んでしまったのよ!おそろしい吸引力!素晴らしい
自分がやりたいことと、出来ることは必ずしも一致しない。 それを理解し、現実と上手く渡り合っていくのが目指すべき大人。 でもそうなった人は案外少ないって思いたい時もある。 だって未完成な人…続きを読む
読み始めてすぐに『おやじ男優Z』が頭をよぎりました。ペーソスあふれる女装おっさん物語。不思議な友情(?)もみていてやきもきします。もうちょっとなんとかしろよ、お前ら、と言いたくなります。それくらいに…続きを読む
人というなまものの質をよく知っておられる作者様と思います。偶然にも見つけてしまった、自分に備わる才能のようなものを、開花させる方向に傾いてしまうのは、いのちの重力のようなもの。お金になるとか、…続きを読む
未知なる世界への入り口は、元カノが残したストッキングでした。女装というセンシティヴなメインテーマを主軸に置きながらも、複雑に絡み合う現代の承認欲求のありのままを描いた意欲作です。自分が成り…続きを読む
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