聖剣についてについてちょろっと語ってみる――デュランダル


 ここ最近日本刀ばっかエセっていたので、ここらで一度日本刀からは離れまして。

 久しぶりに別のことをエセったろうと思いました第二弾。


 恐らくそこまで詳しくないけれど、まさにエセだからこそできるちょろっと語り。

 第二弾で終わりそうな予感がむんむんとする聖剣について、またまたエセろうではありませんか。


 さあ。またまた海外に目を向けてみましょうか。

 海外にもいろんな武器があります。地球は狭いと言われますが、考えてみれば広い世界です。

 日本には日本刀という刀があるように、世界にも聖剣や魔剣といったものがあります。



 それが、今回エセろうとしているもの。


 まあまあ。

 また武器類かよ! なんて言わずに少しだけ、ほんの少しエセらせてくださいよ。


 それでは、有無を言わさず。

 しばらくの間、エセにお付き合いくださいませ。




 早速どんな剣があるのか、エセっちゃいます。




 有名な聖剣といえばこれ。




 折れもせず、こぼれもせず。


 勇将ロランの愛剣。


 不滅の刃。


 それこそ世に名高きデュランダル。


 切れ味の鋭さ、デュランダルに如くもの無し。




        聖剣・デュランダル。



 フランス版エクスカリバーとも言えばいいのでしょうか。

 有名な聖剣となります。


 黄金の柄には、イエス・キリストに従った使徒の一人である聖ペテロの歯、キリスト教神学者の一人聖バジル。その聖人の血、フランスの守護聖人、聖ディオニュシウスの毛髪、そして、キリストの母、聖母マリアの衣服等、聖遺物と呼ばれるものが納められているそうです。


 まさに聖剣。


 そんなデュランダルは、フランスの叙事詩「ロランの歌」に登場する伝説の聖剣です。なお、ロランの歌が収録されている「シャルルマーニュ伝説」という作品は、フランス文学史全体の中でももっとも古い作品であるとされています。


 さて、くだんのデュランダルが出てくるロランの歌。

 シャルルマーニュ(カール大帝=シャルル1世)の騎士ロランが所持していた聖剣で、シャルル王の妹の息子であるロランが天使から渡された剣として、ロランと共に伝説を作っていく話となります。


 ロランの歌では、ロンスヴァルの戦いにおいてロランはムーア人に取り囲まれ戦死することになりますが、その時に、デュランダルを奪われまいとして破壊を試みます。岩に叩きつけられたデュランダルは壊れることなく岩に突き刺さり、抜くことが出来なくなったとされています。



 岩に突き刺さった、という部分では、先にエセったエクスカリバーと一緒ですね。

 当時の剣を考えてみると、恐らくは馬上でも片手で使える、徒歩時は両手持ちとなるロングソードの類ではないかとされています。

 フランスのロカマドゥールの教会という場所に、実際に岩に突き刺さった剣があり、それがデュランダルであるとされているので、実物をみることもできるそうです。ただし、岩に突き刺さっているので、ほぼほぼ見れないとは思いますが(笑







 で、更に。このデュランダル。

 先に記載の通り、1300年前に岩壁に突き刺さったまま、まるで持ち主を待つかのように決して抜けませんでしたが、実は先日、抜けました。


 どうやら世界に、伝説の聖剣を手にする資格を持った英雄・勇者が生まれたようです(笑


 今その勇者はどこに行ったのか。

 デュランダルは本当に持ち主を定めて抜かれたのか。


 どういう状況なのか、興味をそそられますね。



 さて、デュランダルについてはここまで。



 それでは、またどこかでお会いしましょう。



 ではでは。


 にんにんからの~


 どろんっ☆

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