最初から最後までウンコの話しかしていません。でも面白いんです。
ウンコからストーリーが立ち上がり、それにまつわる雑学やエピソードが語られ、一話読むごとに賢くなれ、更には独特の後味に見舞われます。
果たして私は何を読んでいるのだろうか。
果たしてこれはウンコなのだろうか。
果たして我々は一体どうやって生きているのだろうか。
様々な疑問の横をウンコが通り過ぎる。
我々はウンコという観測点から見れば、ただの人間なのかも知れない。
最後に注釈です。
形状やニオイ、色に対して事細かに描写されている為、想像力の逞しい方は、お食事前には絶対に読んではいけません。
その覚悟がある方、もしくはこの後食事が控えていない方は是非ともお手に取って頂きたい。素敵なウンコがあなたを待っています。